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紙の本
梟の月 (角川文庫)
著者 小松 エメル (著)
過去の記憶を喪い、妖怪の世で目が覚めた私は、彼らに乞われて文字を教える「先生」として暮らしていた。いつも傍らにいるのは、私を知っているらしいアオバズク。ある日、烏帽子をつ...
梟の月 (角川文庫)
梟の月
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商品説明
過去の記憶を喪い、妖怪の世で目が覚めた私は、彼らに乞われて文字を教える「先生」として暮らしていた。いつも傍らにいるのは、私を知っているらしいアオバズク。ある日、烏帽子をつけた一つ目の妖怪が現れ…。〔2018年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
過去の記憶を喪い、妖怪たちの住む世界で目覚めた私は、いつしか彼らと暮らすことになった。妖怪たちに乞われ、物を教える「先生」となり、個性豊かな彼らとの生活を楽しむようになる。だが、どうして私はこの世界に来なくてはならなかったのだろうか。いつも私の傍から離れないアオバズクは、何か知っているのか。ある日、烏帽子を被った一つ目の妖怪が私の前に現れ、二つの月に触れれば、元の世界に戻れるというが……。【商品解説】
著者紹介
小松 エメル
- 略歴
- 1984年東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。母方にトルコ人の祖父を持ち、名は、トルコ語で「強い、優しい、美しい」などの意。2008年、あさのあつこ、後藤竜二両氏が選考委員を務めるジャイブ小説大賞で、初の大賞を受賞しデビュー。著書に、デビュー作の明治人情妖怪譚『一鬼夜行』シリーズ、『夢追い月』をはじめとする「蘭学塾幻幽堂青春記」シリーズ、『うわん 七つまでは神のうち』などがある。
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紙の本
和風ファンタジー
2023/10/28 18:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:今井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の「私」は記憶喪失なのだが、いまいち危機感がなく、妖怪相手に先生のようなことをして日々をぼんやり過ごしている。
無気力な「私」に最初イライラしたが、妖怪との交流を経るごとに存在感が増していって、目が離せなくなった。
ちょっと変わったファンタジーが読みたい人におすすめ。
電子書籍
摩訶不思議な物語
2022/02/15 16:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エメルさんの作品が好きで、デビューした頃から読んでいるが、最近何だかイマイチ琴線にふれない。
途中で止まったままの作品も、続きが気になるのだけれど、出る気配がない……。
読み切りにもソレの良さがあるし、模索中なのかな……と思いつつ、今作も余り響いて来なかった。
妖の国に紛れ込んだ、ただ一人の人間である『私』。
私は本当に人間なのか。
ただ一人の友達である、梟の朋とは何なのか。
妖怪らは決して友にはなれぬのか。
天邪鬼は優しい。
話が飛びすぎて、何処に伏線が張られているのか、時系列も曖昧になるのはあやかしの仕業か。
私の単なる理解不足か。
たぶんそうなんだろけれども、少し分かりにくい話だった。
紙の本
あの世
2021/06/15 09:53
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
難しい文章だった。楽しむには漠然とし過ぎる話の進行なので、何とも表現しにくいけれど、内容は、記憶喪失になっている、あの世に行った男が、妖怪達と過ごしながら、何故 あの世に来たのか、生前の身の上話を少しづつ思い出していく。という話。まとまりに欠けた文章なので、読みにくかった