- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2021/08/27
- 出版社: PHP研究所
- ISBN:978-4-569-84995-9
噂を売る男
著者 梶よう子(著)
江戸の町に、世の理不尽と戦う「情報屋」がいた! その名は、藤岡屋由蔵――。神田旅籠町の一角で、素麺箱に古本を並べ、商売をするこの男が、古本販売を隠れ蓑に売っていたのは、裏...
噂を売る男
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
江戸の町に、世の理不尽と戦う「情報屋」がいた! その名は、藤岡屋由蔵――。神田旅籠町の一角で、素麺箱に古本を並べ、商売をするこの男が、古本販売を隠れ蓑に売っていたのは、裏が取れた噂や風聞の類。それを買いに来るのは、喉から手が出るほど“情報”がほしい各藩の留守居役や奉行所の役人だった。由蔵が己の仕事として心に刻み込んでいたのは、真実を見極め、記すこと。筆一本で戦う由蔵のもとに、ある日、幕府天文方の役人が逃げ込んで来る。その役人は、日の本を震撼させたシーボルト事件に絡んでいた。しかしその騒動のとばっちりで、由蔵の手下が命を落としてしまう。手下の理不尽な死を許すことができない由蔵は、真実を暴くため、動き始めるのだが・・・・・・。天下を揺るがす陰謀に、“情報”で挑んだ男を活き活きと描く傑作歴史小説。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
江戸の情報屋
2021/07/30 01:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸町の「情報屋」が売る噂を巡り繰り広げられる史実に基づいた壮大な歴史小説。周りのキャラが濃く、涙と笑いを誘うシーンが多々あり、堅苦しく思われがちな歴史小説のイメージがマイルドに緩和されていてとても読み易かった