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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/28
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:19cm/317p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-111717-0
読割 50
紙の本
民王 シベリアの陰謀
著者 池井戸 潤 (著)
高西環境大臣が人を凶暴化させる謎のウイルスに感染した。陰謀論者の台頭で、危機に陥る第二次武藤泰山内閣。ウイルスはどこからやってきたのか。泰山は国民を救うべく…。『小説野性...
民王 シベリアの陰謀
民王 シベリアの陰謀
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商品説明
高西環境大臣が人を凶暴化させる謎のウイルスに感染した。陰謀論者の台頭で、危機に陥る第二次武藤泰山内閣。ウイルスはどこからやってきたのか。泰山は国民を救うべく…。『小説野性時代』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
「マドンナ・ウイルス? なんじゃそりゃ」第二次内閣を発足させたばかりの武藤泰山を絶体絶命のピンチが襲う。目玉として指名したマドンナこと高西麗子・環境大臣が、発症すると凶暴化する謎のウイルスに冒され、急速に感染が拡がっているのだ。緊急事態宣言を発令し、終息を図る泰山に、世論の逆風が吹き荒れる。一方、泰山のバカ息子・翔は、仕事で訪れた大学の研究室で「狼男化」した教授に襲われる。マドンナと教授には共通点が……!? 泰山は、翔と秘書の貝原らとともに、ウイルスの謎に迫る!!【商品解説】
著者紹介
池井戸 潤
- 略歴
- 〈池井戸潤〉1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。「果つる底なき」で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。「鉄の骨」で吉川英治文学新人賞、「下町ロケット」で直木賞を受賞。
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紙の本
未知のウイルスが日本にまん延...という既視感ある事件を解決するため総理親子は本作でも大活躍
2022/05/31 23:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸作品は、どれを読んでも外さなく面白いけど、個人的にはこのシリーズがいちばん好きかも。
主人公は、総理大臣である父・武藤泰山と息子・翔。この作品の魅力は、この親子のキャラクターによるところが大きい。人間的には欠けているとこだらけだが、本筋は外さない。狡さやいい加減さを嫌う、一本筋の通った親子である彼らが、魑魅魍魎が跋扈するかのような国会や政府にて、まっすぐな活躍を成し遂げる物語。
さて、本作では、未知のウィルスが日本でまん延してしまう、というタイムリーな事件が発端。総理大臣たる泰山は、緊急事態宣言を発動するが...。
このあたりの記述には既視感が満載でどんどん読めるが、泰山のウィルス対策の内容は、現実の世界で起こったコロナ感染に対する国家政策と似て非なるもの。
実は、リアルよりも相当に充実して、手厚く、実際に、こうできなかったかなぁ...と、個人的にはそう思うような内容なのが痛快。しかも、総理の決断が早いのも、国民とコミュニケーションをとろうとする態度も好ましい。
しかし、そのせいで巻き起こる、総理・泰山へのバッシング。退陣要求は、日増しに大きくなって...というのが物語の一つの柱。
対して、ウィルスの素性にまつわる、壮大な謎を探る息子・翔の大活躍。(←相変わらず、漢字読めないけどね)。
陰謀論やら、政治的駆け引きやら、ウィルス研究者たちの黒い闇やらが縦横無尽に描かれて、やがて、やっぱり爽やかなエンディング。
本作もまた、TVドラマ化してほしいなぁ。
紙の本
話題がタイムリー!
2021/11/30 12:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぼんぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸作品大好きです。銀行ものも楽しいですが、それ以外の作品も読み始めると読みやすく、先が知りたくなり、読み進めていくのが常ですがこの作品もそうでした。政治とウイルスを題材にしていて今だからこそ読みたい作品だと思いました。この作品のようにコロナ渦を乗り越えたいものです。
電子書籍
ワクチン
2022/12/25 21:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:teao - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当にこのウイルスのワクチンは作れるのだろうか?
と思いました。
電子書籍
本当にそうだったらいいのに
2022/11/29 08:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
内閣総理大臣・武藤泰山とその息子・翔がテロに遭い、なぜか中身が入れ替わるというSFめいた政治コメディを描いた『民王』の続編である『民王 シベリアの陰謀』は、発足したばかりの第二次内閣の「マドンナ」環境大臣・高西麗子が発症すると凶暴化する謎のウイルスに冒され、衆目の中で暴れて隔離保護されることに端を発した感染拡大の国家的危機の話です。
武藤泰山の息子・翔も仕事で京成大学の並木又二郎ウイルス学教授に届け物をした際に、後に「マドンナ・ウイルス」と命名されるこのウイルスに感染した教授に襲われ、自信も感染してしまいます。幸い翔は発症せず、間もなく隔離から解放されます。
武藤泰山は東京感染研究所長の根尻賢太を感染対策チームリーダーに任命し、その助言を受けて緊急事態宣言の発令を断行しますが、野党や国民の受けが悪く、政敵の東京都知事・小中寿太郎はこれを好機とばかりに「独自のウイルス対策」を打ち出し、緊急事態宣言を陳腐化させてしまいます。
一方、ウイルスの感染拡大自体がそもそも政府の陰謀だとする陰謀論者たちも活気づき、内閣支持率は急落、与党内からも武藤退陣の声が上がり始めます。
武藤親子はこの国家的危機をどう乗り越えて行くのか。また、ウイルスの出所・感染ルートに本当になんらかの陰謀が絡んでいるのか。
実際のコロナウイルスを巡る政策や世情を反映した作品ですが、現実と最も違うところは武藤泰山が骨のある政治家で、本当に国と国民のためを思って行動しているところです。
「本当にそうだったらいいのに」とため息をつきたくなるようなストーリー展開です。
紙の本
民
2022/08/17 15:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
シベリアの陰謀というサブタイトルにかなり怪しい感じを持って読みはじめました。政治家としてのピンチを素晴らしい発想で切り抜けていくところが面白いとおもいました。
紙の本
面白いけど、やっつけ感がある
2022/03/31 06:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナウィルス騒動に多大な影響を受けたと思われる作品
面白くてサクサクと読めるが、前作に比べるとやっつけ感がある。
池井戸さんの作品としてはイマイチな部類になると思う。
電子書籍
このウイルスは
2021/10/29 04:57
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
もしや、ここ数年世界を荒らしまくっているあのウイルスを象徴しているのでしょうか……。テンポは良いので、スルスル読めます。民王は、ドラマ化されたので知っていましたが……