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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/10/27
- 出版社: 幻冬舎
- サイズ:20cm/301p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-344-03855-4
読割 50
紙の本
怖ガラセ屋サン
著者 澤村 伊智 (著)
「怖ガラセ屋サン」が、あの手この手で、恐怖をナメた者たちを闇に引きずり込む。一話ごとに「まさか!」の戦慄が走る、連作短編集。「救済と恐怖と」など全7話を収録。『小説幻冬』...
怖ガラセ屋サン
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商品説明
「怖ガラセ屋サン」が、あの手この手で、恐怖をナメた者たちを闇に引きずり込む。一話ごとに「まさか!」の戦慄が走る、連作短編集。「救済と恐怖と」など全7話を収録。『小説幻冬』掲載に書き下ろしを加えて書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
誰かを怖がらせてほしい。戦慄させ、息の根を止めてほしい。そんな願いを考えてくれる不思議な存在――。「怖ガラセ屋サン」が、あの手この手で、恐怖をナメた者たちを闇に引きずりこむ!
怪談は作りものだと笑う人、不安や恐怖に付け込む人、いじめを隠す子供、自分には恐ろしいことは起こらないと思い込んでいる人……。
こんなヤツらに、一瞬の恐怖なんて生ぬるい!
気づいたときは、あとの祭り。
“怖がらなかったこと”を、後悔させてあげる――。
一話ごとに「まさか!」の戦慄が走る、連作短編集。
【本の内容】
収録作品一覧
人間が一番怖い人も | 5−42 | |
---|---|---|
救済と恐怖と | 43−95 | |
子供の世界で | 97−150 |
著者紹介
澤村 伊智
- 略歴
- 〈澤村伊智〉1979年大阪府生まれ。「ぼぎわんが、来る」で日本ホラー小説大賞大賞、「学校は死の匂い」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。ほかの著書に「予言の島」など。
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書店員レビュー
怖ガラセ屋サンはすぐそばに
ジュンク堂書店福岡店スタッフさん
誰かを怖がらせて欲しい。恐怖させて欲しい。戦慄させ、息の根を止めて欲しい。
そんな願いを叶えてくれる正体不明の不思議な存在「怖ガラセ屋サン」。
幽霊より生きている人間が怖いと言う人、人々の不安や悩みに付け込む人、いじめを隠す小学生、自分は「恐ろしいこと」とは無縁だと思い込んでいる人たちに次々と襲いかかる恐怖。「まさか!」と気づいた時には逃げられず、ズルズルと恐怖に引きずり込まれていく。
この物語の恐ろしさは、まるで現代社会で実際に起きた出来事を記しているかのようであるところ。読み終わった後、「次、この恐怖に巻き込まれるのは自分かもしれない」「もしかしたら、すぐ近くに怖ガラセ屋サンが居るかもしれない」そんな考えが頭をよぎり、じわじわと恐怖に襲われるはず。
あなたはこの物語を読んでもなお、自分は「恐ろしいこと」とは無縁だと言い切れるでしょうか。私はそうは言い切れなくなりました。
紙の本
やっぱりこの人は怖い
2022/01/01 13:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お化けや幽霊は一切出てきません。会話のネタとしては取り上げられているけれど、基本的には人間が怖いってお話。
依頼を受けて人を怖がらせる仕事をしている人の活躍?これがなかなか怖い。
じんわり怖い。なのにすぐに読み返してしまう。
どこから仕掛けられていたのか知りたくなって仕方ないのです。
紙の本
復讐系短編集
2022/08/09 01:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
都市伝説とも怪談ともつかない「怖ガラセ屋サン」と呼ばれる存在の織りなす七つの短編集。
「怖ガラセ屋サン」の呼び名だが、実際にはほぼ復讐代行といってもいい。
脛に疵をもつ人々が、その弱みを的確に抉られて恐怖する話。
「見知らぬ人の」が一番怖かったかも。
「子供の世界で」が一番なんともいえない気持ちになったかなぁ。
基本的に因果応報な話たちではあるけど、結局のところ復讐で私刑の話なので、面白いけど良い気分にはならない。
正直やりすぎと思える部分もあるし。
ただ話は上手くよくできていて、かつ読みやすい良作。
電子書籍
全7話のホラー短編集
2023/02/05 18:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖がらせ屋と呼ばれ、怨みを晴らす復讐代行する奇妙な女。三話目はよくあるイジメ絡みの話だが、なかなかゾクッとさせられる展開で印象深かった。
電子書籍
こわい
2023/04/15 21:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「見知らぬ人の」、にしても、子供のいじめのお話である「子供の世界で」にしても、また、「救済と恐怖と」にしても、後味の悪いこと悪いこと……迫ってくる恐怖感があります。決して、霊とかのホラー系統ではないが……