江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる 二
著者 七沢ゆきの(著者) , ファジョボレ(イラスト)
なぜか江戸時代の花魁・山吹に成り代わってしまった杏奈。現代に戻れないと覚悟を決め、自分を頼りにする禿のためにも、花魁の頂点を目指すと決心してしばらく。 人気を競った桔梗花...
江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる 二
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商品説明
なぜか江戸時代の花魁・山吹に成り代わってしまった杏奈。現代に戻れないと覚悟を決め、自分を頼りにする禿のためにも、花魁の頂点を目指すと決心してしばらく。 人気を競った桔梗花魁とも、良き友として研鑽し合う仲に。だが、そんな桔梗をあの宿業が襲い・・・・・・。 さらに、杏奈が成し遂げた逸話の数々がきっかけとなって”将軍家の姫の縁談”を助けてくれと相談が舞い込む。 現代で培った教養と、キャバ嬢として学んだ機転で、杏奈は彼女たちを救おうと奮闘し――。 山吹花魁の伝説、待望の第二幕!■フロースコミックにてコミカライズ好評連載中!■(※2021年10月時点の情報です)
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桔梗花魁リスペクト巻
2021/12/16 02:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読人不知 - この投稿者のレビュー一覧を見る
目次のイラストが上品で素敵な桔梗。本編全体を通して、桔梗花魁リスペクト巻でした。
そして、山吹さんの差配が一巻にも増してお見事!
今回も目次裏の注意書きに震えました。猫いらず……ヒィ。
何もしなければ酷いことになるし、量がアレなら一気に冥途か慢性中毒の可能性もあるけど、そこに懸けるしかないのが悲しい。
ファンレターの宛先ページにまでガチな注意書きが……よいこのみなさんは決してマネしませんように。
お江戸イタリアン!
ピザだと思ったら予想外の料理が登場。いい意味でびっくり。しかも、どれも美味しそう。
思った以上に古くから伝わった食材が多かったのも意外でした。
この時代、あれやこれが食用と認識されなかったのは何故だろう。食材認定された時代が早ければ、和食が現在の形とは違うものになっていた可能性も。
そして、梨木さんの胃が次々限界突破!強く生きて欲しいです。
なんのかんの言いつつ料理人としての腕が確かなのは流石。
近江の牛肉の味噌漬けが、将軍家への献上品だったのを思い出しましたが、かなり特殊な藩だったのかな、と。
まさかのオカルト。すべて現代科学&歴女知識で何とかできるものだとばかり…
山吹さんの気合が凄いです。
手紙だけでこんなにドキドキするのは、つまり恋。土屋様の松に掛けた思いが雅で素敵。言葉は要らない。
清右衛門さんのエピソードにグッときました。ちょっとしんみり。
木材を扱う商人ならではのプレゼントが粋!
勝負の協力をしてくれた桔梗さんとの友情がステキでした。幸せを半分こ。
虎吉姐さんの気風の良さが気持ちよかったです。
小太鼓先生は多分、戯作者よりイベント主催者の方が向いてるんじゃないかな。
梅ちゃんと桜ちゃんの旅立ちにホッとしました。