- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2021/11/18
- 出版社: 新潮社
- ISBN:978-4-10-339334-4
采女の怨霊―小余綾俊輔の不在講義―
著者 高田崇史
奈良・猿沢池の畔に鎮座する春日大社の末社。なぜか池に背を向け、普段はひっそりと門を鎖す。年に一度、連綿と続く祭の二日間以外は……。そこに祀られる入水した采女とは誰なのか。...
采女の怨霊―小余綾俊輔の不在講義―
商品説明
奈良・猿沢池の畔に鎮座する春日大社の末社。なぜか池に背を向け、普段はひっそりと門を鎖す。年に一度、連綿と続く祭の二日間以外は……。そこに祀られる入水した采女とは誰なのか。異端の民俗学者・小余綾俊輔が采女神社の謎を解き明かす時、壬申の乱から奈良朝に至る歴史の真実が塗り替えられる。長編歴史ミステリー。
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采女、壬申の乱の見識が深まる本
2022/07/30 23:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
QEDシリーズは謎の解が最終的には丁寧に解説してもらえますが
この小余綾シリーズは自分で考える場面が多くなりますので
謎解きが好きな人にはもってこいの本です
高田氏の数々の考察に出会って以降、
学校で習うような歌の意味とは別に
裏に必ずもう一つの意味があると思うようになり
先人たちの思いが千年二千年と時間を越えて
受け取れるようになった気がします
そんな先人たちのメッセージを受け取ってみたい方にもお薦めします