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スポーツからみる東アジア史 分断と連帯の20世紀 (岩波新書 新赤版)
著者 高嶋 航 (著)
アマチュアスポーツに関わる人々は、競技場に持ち込まれた国家の分断とどのように向き合ったのか。20世紀初めから現在に至る東アジアのスポーツの歴史を、オリンピックやアジア大会...
スポーツからみる東アジア史 分断と連帯の20世紀 (岩波新書 新赤版)
スポーツからみる東アジア史
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商品説明
アマチュアスポーツに関わる人々は、競技場に持ち込まれた国家の分断とどのように向き合ったのか。20世紀初めから現在に至る東アジアのスポーツの歴史を、オリンピックやアジア大会などの国際競技会との関係から概観する。【「TRC MARC」の商品解説】
アスリートたちの活躍を通して、国家が自らの存在を国際社会に誇示する。時に、生々しい政治的闘争の場ともなる。それが国際スポーツ大会だ。とりわけ東アジアで行われた大会には、参加各国の思惑と時々の情勢とが鋭く刻印されてきた。政治が作りだし、深めた分断と、アマチュアリズムの理想はどのように向き合ったのか。【商品解説】
東アジアで開催されたスポーツ大会に、二〇世紀の政治情勢に翻弄されるアマチュアリズムの歴史を読む。【本の内容】
目次
- はじめに
- 序 章 戦前の文脈——一九一〇〜一九四〇年代
- 第一章 分断のなかの政治化——一九五〇〜一九六〇年代
- 1 オリンピックとアジア大会——日本の再包摂
- 2 「二つの中国」問題
- 3 二国間交流のゆくえ
- 4 アジアスポーツ界の政治化——新興国競技大会の波紋
- 5 北朝鮮の排除と包摂
著者紹介
高嶋 航
- 略歴
- 〈高嶋航〉1970年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。同大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専攻は東洋史。著書に「国家とスポーツ」「軍隊とスポーツの近代」など。
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タイムリーなオリンピックの本
2022/02/20 10:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
近代オリンピックが政治がらみだったことをわかりゃすく教えてくれる本。そもそも、国家単位の出場ですから、当然といえばそれまでなのですが。近い将来、国単位の参加がなくなるといいなあ
紙の本
スポーツと政治は別だというけれど
2022/01/15 22:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国と台湾、韓国と北朝鮮、東アジアのスポーツは悲しいかな政治とは切り離せない、1964年の東京五輪では、北朝鮮の陸上400Mの辛選手(当時の世界記録保持者)がボイコットで出場できなかった。東京五輪での同種目の優勝タイムは辛の記録を上回ることができなかった
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学べたものが多かったです
2022/01/10 20:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて即決買いしました。
オリンピック・アジア大会の開催地誘致などに東アジアの国政を織り混ぜた内容が、実に斬新な内容で、読み飽きませんでした。東洋史の知識がまた一歩増えたので、購読して良かったです。
巻末に文中に取り上げた人名をまとめた索引と、文中の各五輪・アジア大会と東アジアの主要な出来事を並行した略年表が掲載されています。略年表をうまく使うと、当書の文章の理解がより深まります。