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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2021/12/28
- 出版社: 文研出版
- サイズ:22cm/143p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-580-82497-3
紙の本
ちいさな虫のおくりもの アリスの心とファーブルの目 (文研ブックランド ノンフィクション)
著者 谷本 雄治 (文・写真)
庭で見つけた黒いふたのある小さな穴。よく見ると、黒いふたは小さな怪獣のような虫だった。寒天が入った試験管に虫を入れて、穴ほりの様子を観察すると…。虫の魅力を伝える自然観察...
ちいさな虫のおくりもの アリスの心とファーブルの目 (文研ブックランド ノンフィクション)
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商品説明
庭で見つけた黒いふたのある小さな穴。よく見ると、黒いふたは小さな怪獣のような虫だった。寒天が入った試験管に虫を入れて、穴ほりの様子を観察すると…。虫の魅力を伝える自然観察ノンフィクション。カラー写真も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
わざわざ遠くに出かけなくたって、足元や身のまわりにはいろんな虫がくらしています。
例えば筆者の自宅の庭でみつけた、小さな穴。この穴には、ふたがついていて、その中に、毛のはえた甲羅に目がある虫がいました。まるで怪獣・・・・・・。穴の中は一体どうなっているのでしょうか。その虫を捕まえた筆者は、試験管に寒天を入れて、虫の穴掘りの様子を観察しました。それは発見の連続でした。
この作品では、鮮明で迫力があるたくさんの写真が、虫の新たな魅力や発見を伝えています。自由研究のヒントもいっぱいつまった自然観察ノンフィクションです。【商品解説】
目次
- はじめに
- 1 庭で見つけた小さな怪獣
- 2 土のマンホールのふたがあいた!
- 3 わが家のざんねんな生きものたち
- 4 虫のレストランがオープン?
- 5 公園で見つけたみどりの宝石
- 6 毎日が「不思議な日」
- 7 虫の糸でくらしが変わる
- 8 小さな虫の大きな発明
- 9 外来種からの問いかけ
著者紹介
谷本 雄治
- 略歴
- 〈谷本雄治〉名古屋市生まれ。作家・プチ生物研究家。著書に「ケンさん、イチゴの虫をこらしめる」など。
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楽しむためには?と!。
2022/02/19 17:26
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は自称「プチ生物研究家」。自宅周辺での生きものの観察や飼育の著書もすでに何冊かある方です。本書も「身近ないきもの」のお話です。
庭の隅に開いていた小さな穴にいるのは?菜園の野菜を丸坊主にするのは?
観察して虫の名前を調べるだけでなく、著者は工夫して飼育して成虫の姿を確かめる。
公園でクワコを見つけた話からカイコの話へ。カイコは家畜のような昆虫というところから同じような飼育される昆虫のミツバチの話へと。さらには人との関係、ということで外来種に対する考え方にも言及。
いろいろな生きものとの出会いを著者がゆっくり楽しんでいるようすがよくわかります。楽しむためには何が必要でしょうか。副題にある「アリスの心とファーブルの目」がその答え。アリスの好奇心「?」とファーブルの観察眼で気づく「!」こと。そこから「ちいさな虫」のおくりものが手に入る、ということでしょう。生き物でなくても、身近な物事にちょっとしたことにでも「?」と近寄り、見続けていれば「!」と宝物にたどりつく。著者の実例から教わりました。