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ちいさな虫のおくりもの アリスの心とファーブルの目 みんなのレビュー
- 谷本 雄治 (文・写真)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:文研出版
- 発売日:2021/12/28
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紙の本
楽しむためには?と!。
2022/02/19 17:26
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は自称「プチ生物研究家」。自宅周辺での生きものの観察や飼育の著書もすでに何冊かある方です。本書も「身近ないきもの」のお話です。
庭の隅に開いていた小さな穴にいるのは?菜園の野菜を丸坊主にするのは?
観察して虫の名前を調べるだけでなく、著者は工夫して飼育して成虫の姿を確かめる。
公園でクワコを見つけた話からカイコの話へ。カイコは家畜のような昆虫というところから同じような飼育される昆虫のミツバチの話へと。さらには人との関係、ということで外来種に対する考え方にも言及。
いろいろな生きものとの出会いを著者がゆっくり楽しんでいるようすがよくわかります。楽しむためには何が必要でしょうか。副題にある「アリスの心とファーブルの目」がその答え。アリスの好奇心「?」とファーブルの観察眼で気づく「!」こと。そこから「ちいさな虫」のおくりものが手に入る、ということでしょう。生き物でなくても、身近な物事にちょっとしたことにでも「?」と近寄り、見続けていれば「!」と宝物にたどりつく。著者の実例から教わりました。
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