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紙の本
人生百年の教養 (講談社現代新書)
著者 亀山 郁夫 (著)
老いてこそ真価を発揮する教養とは何か。ドストエフスキー研究の第一人者が、読書、音楽、外国語など多角的な見地から真の「教養」に迫るとともに、教養と専門の習得を進めるうえでの...
人生百年の教養 (講談社現代新書)
人生百年の教養
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商品説明
老いてこそ真価を発揮する教養とは何か。ドストエフスキー研究の第一人者が、読書、音楽、外国語など多角的な見地から真の「教養」に迫るとともに、教養と専門の習得を進めるうえでの思考法などを語る。【「TRC MARC」の商品解説】
自分の人生と戦い続けるためにーー老いてこそ真価を発揮する教養とは何か。
読書、音楽、外国語、老い……、ドストエフスキー研究の第一人者が多角的な見地から真の「教養」に迫る。
●時を経た「再読」が、老いてからの可能性を教えてくれる
●教養人の知識は、つねに「哲学」に裏付けられている
●苦手なもの、嫌いなものこそ可能性の泉となる
●大江健三郎と村上春樹から考える「教養」の継承
●難解な長編小説を読むコツは、冒頭三十ページの二度読み
●英語を学ぶことで失うもの、母語の唯一性
●検索エンジンでの複数の語をぶつけあって生まれる「知」
●豹変を恐れるな、隣人の「喜び」を模倣せよ
●老いをどう乗り越えるかーーエネルギー源としての「忘却」
本書の内容
序章 人は信念とともに若く
第一章 「教養」、すこやかな喜怒哀楽
第二章 少年時代 「私」という書物1
第三章 青春時代 「私」という書物2
第四章 「私は外国語が苦手」
第五章 モンタージュ的思考
第六章 実践の技法
第七章 俯瞰的思考
第八章 老いの作法
終章 大厄災時代に贈る言葉
【商品解説】
著者紹介
亀山 郁夫
- 略歴
- 〈亀山郁夫〉1949年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。ロシア文学者。名古屋外国語大学学長。著書に「新カラマーゾフの兄弟」「ドストエフスキー黒い言葉」など。
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紙の本
人生百年の教養
2022/05/24 13:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:武蔵野蔵武 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は私が卒業した大学の学長をされていた方である。もちろん在籍時の
学長とは違う。学んだ言語は異なるものの、考え方は理解できる部分が
多かったのは幸いである。
今年60歳の還暦を迎えるにあたり:
夏目漱石「こころ」 太宰治「斜陽」を著者のおすすめもあり読むことにした。
また一度学んだスペイン語の学習を再開した。外国語を学ぶこととは他者を受け入れる
ことという著者の言葉は名言である。
紙の本
教養より 亀山郁夫の 人生が
2023/12/22 22:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:清高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容・評価
タイトルが「人生百年の教養」とあるので、教養とは何か、がメインテーマであるのはわかる。また、「百年」とあるので、「老い」についても書いてある(第8章)。
しかし、筆者は、亀山郁夫の人生を書いた本ととらえた方が適当だと思った。
ドフトエフスキー体験(からスターリン時代の芸術家に広がった)、管弦楽部所属経験からのクラシック音楽の話、英語帝国主義を憂えること、これらが印象に残った。
意外なことに電子書籍を使った読書も紹介している(一例:p.274「キンドル」で徳岡孝夫,土井荘平.百歳以前.を読んだ)。
筆者としては、本書は、教養について考えるというよりも、東京外国語大学学長だった(プロフィールより)亀山の人生をたどることに興味を持ったので、5点とする。