緑内障の真実~最高の眼科医が「謎と最新治療」に迫る~
著者 深作秀春
日本の失明原因第一位、数百万人の患者が存在する緑内障。「眼圧のコントロール」が重要とされるが、それだけでなく、視神経への血流不足や機械的圧迫なども原因と推測されている。欧...
緑内障の真実~最高の眼科医が「謎と最新治療」に迫る~
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商品説明
日本の失明原因第一位、数百万人の患者が存在する緑内障。「眼圧のコントロール」が重要とされるが、それだけでなく、視神経への血流不足や機械的圧迫なども原因と推測されている。欧米では失明しない病気になりつつあるが、日本では多くの人が正しい情報を知らずに放置し、症状を悪化させている。本書では世界最高レベルの眼科外科医が、最先端の国際眼科学会で結論付けられた知見や技術に基づき、正しい知識と最新治療法を解説。
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「そうなのかぁ~? 知らなかったぁ~!」がいっぱい。
2022/07/21 13:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高齢になってくると、白内障とか緑内障になることが多い。
白内障の手術はよく聞くが、緑内障は手術できないと聞いてきた。
最先端の眼科治療の現状を詳しく実例で説明してくれる。
緑内障とはそもそも何なのか?
緑内障を診断する
眼圧がなぜ上がるのか?
緑内障の薬物治療・手術治療
眼圧以外の原因、誤診、そして緑内障治療の未来
本だけではわかりにくいところは、YouTubeの説明が参考になる。
非常に詳しい1冊です。そしてプロローグに注目してください。
2022/07/13 11:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本にご自身の医院を持つ、眼科医の権威である著者が、緑内障について非常に詳しく説明した1冊です。
そもそも「緑内障とは何ぞや」の説明から始まり、点眼治療、手術治療など、非常にたくさんの方法を紹介しています。だてにタイトルで「最高の眼科医」と標榜しているだけのことはある、勉強になる1冊です。
そして、当書の別の良い所は、第1章前にある「プロローグ」で、海外勤務の多かった著者の視点から、日本人の考え方で良くないと思うことに指摘している点です。かなり辛辣な内容ですが、おっしゃることはもっともと思いました。ぜひ読んでみてください。
緑内障の解説から治療法まで
2023/06/25 07:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
点眼で眼圧が上がるのを抑える対処療法しかないと思っていた緑内障。
通院している眼科の先生がそう言われるのだから、信じていた。
コーヒー飲んだら眼圧上がるからダメという注意も受けていた。
この本には、コーヒー云々は一言も書かれていないが、それが科学的な根拠があるのであれば、必ず言及されているだろうことを考えると、きっとガセなんだろうなと思う。
それはともかく、医師国家免許を持ち、眼科専門医として開業していても、全ての分野をあまねく網羅することは難しいのだということがよく分かった。
自分の専門分野以外は、一般的なメガネ処方とか結膜炎の治療とかをされているのだろう。
それはそれで必要で大事なことだが、自分で手に負えないと考えるなら、さっさと手を離して紹介状を書いて、その病気(この場合は緑内障
)の専門医へ繋いでほしい。
ずっと点眼薬で眼圧コントロールしていても、失明するようなこともあるという。
その責任とってくれるのか?!
視神経は死んでしまったら、もう生き返らないのだそう。
たとえ、一部の視野が欠けていても、そこでとどまれるなら生活に大きな影響はない。
だけど、中途失明は本当に堪えると思う。
このことを開業医の先生方は深刻にとらえてほしい。
さて、自分の通院先での治療に不安を覚えたとして、専門医にかかろうと思うと、紹介状がないと初診すら難しいようだ。
自分の緑内障がどういうタイプかも分からず、ただ漫然と点眼薬での治療が続いているが、これが適切なのかどうかもわからない。
だけど、緑内障以外にも定期通院する理由があり、ほかの医者にかかりたいとも言いづらい。
どうしたらいいのかと迷っているうちにも、進んでいるであろう病状。
様々な手術の内容とそれが行われるに適切な状態の説明が詳しく、ノートに書き写した。
いくつかの通院可能な専門医のHPを見て、過去の手術の術式を確認した。
実際に通院した場合に、手術が必要か、その場合に選択される手術は何かはその時にならないとわからないことだが、知っておくことで心構えもできる。
とにかく当事者には必要な情報がほぼ詰まっている本。
強いて欲を言うなら、各地の治療設備の整っている病院や医師の紹介ページがあると、関東圏以外の者には嬉しいところ。