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紙の本
11文字の檻 青崎有吾短編集成 (創元推理文庫)
著者 青崎 有吾 (著)
JR福知山線脱線事故を題材にした「加速してゆく」、全面ガラス張りの屋敷で起きた不可能殺人を描く本格推理「噤ケ森の硝子屋敷」など、全8編を収録した青崎有吾の短編集。著者によ...
11文字の檻 青崎有吾短編集成 (創元推理文庫)
11文字の檻 青崎有吾短編集成
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商品説明
JR福知山線脱線事故を題材にした「加速してゆく」、全面ガラス張りの屋敷で起きた不可能殺人を描く本格推理「噤ケ森の硝子屋敷」など、全8編を収録した青崎有吾の短編集。著者による各話解説も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
なんと、『体育館の殺人』の衝撃から10年!
平成のエラリー・クイーンは、短編もここまですごかった
本格ミステリ、SF、人気コミックのトリビュートまで、全8編
傑作「11文字の檻」(書き下ろし)収録
大事件に遭遇したカメラマンが感じた違和感を描く「加速していく」、全面ガラス張りの特異な屋敷での不可能殺人の顛末「噤ヶ森の硝子屋敷」、人気コミックのノベライズ「前髪は空を向いている」、どんでん返しの切れ味鋭い「your name」、百合小説として評判となった「恋澤姉妹」などに、力作書き下ろし「11文字の檻」を加えた全8編。『体育館の殺人』で衝撃のデビューから10年、著者の集大成ともいえるノンシリーズ短編集。
■目次
「加速してゆく」
「噤ヶ森(つぐみがもり)の硝子(ガラス)屋敷」
「前髪は空を向いている」
「your name」
「飽くまで」
「クレープまでは終わらせない」
「恋澤姉妹」
「11文字の檻」【商品解説】
収録作品一覧
加速してゆく | 11−57 | |
---|---|---|
噤ケ森の硝子屋敷 | 59−108 | |
前髪は空を向いている | 109−140 |
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紙の本
いろんな青崎さん作品が読めた
2023/01/22 14:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きのこごはん - この投稿者のレビュー一覧を見る
青崎有吾さんファンだけど読んだことのない作品ばかりで読めて嬉しかった。
1話目で実際あった脱線事故からの作品で驚いた。青崎さん=ミステリーの印象があるから、実際の出来事からのお話を書かれたことがあったなんて、と意表を突かれた。
透明の館での事件、数ページだけでも驚き面白かった「your name」、
絶対脱出不可能な部屋からの推理「11文字の檻」、青崎さんのミステリーが大好きなのでこの3作品は読めて良かった。
姉妹の話はアクションてんこ盛りでマーダーファルスシリーズが好きな人は好きかも(このシリーズも好きなのでお気に入り作品)。
1冊まるまるよかった!
作品に出てくるクセのあった探偵でまた書きたい、的なあとがきが書かれてたので、ぜひとも読みたい。
紙の本
著者による解説が良い
2024/02/28 12:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々な青崎作品に出会える一冊。
ミステリ畑の作家さんと思っていたが、アクションもいけるのではと期待。
どれも楽しめるが、全部読んだ後にある著者による解説が嬉しかった。
紙の本
豊富
2023/01/05 04:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人の頭から生まれてるとは思えないくらい豊富なバリエーション、どの作品も満足のいく内容で文句なし。
11文字の檻、加速してゆく、your nameが特にお気に入りです。青崎有吾さんの他作品にも手を伸ばしてみようかな。
紙の本
表題作と「恋澤姉妹」が素晴らしい
2023/12/30 10:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K.ザムザ - この投稿者のレビュー一覧を見る
収録作の中でも「恋澤姉妹」が特にお気に入り。恋澤姉妹と呼ばれる存在を通して描かれる様々な人間模様が面白く濃密。表題作は魅力的な謎とそのルールの解明を飽きることなく読ませる手腕が見事で結末も清々しさを感じる。
紙の本
表題作は
2023/04/17 11:56
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
何ど高いと思う。
「も」じゃなくて「は」って思うhとも負いだろうし、そもそもあのヒントで気づくかどうか。
インテリ階級が閉じ込められてるっていう前提だから、大丈夫かな。
紙の本
ミステリ以外が多め
2024/03/31 22:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリに特化した短編集ではないことに注意。読みやすい作品が多いのは好印象だが、惜しいという読後感。特に表題作は設定が素晴らしいだけに尻すぼみ感がもったいなく感じてしまう。
電子書籍
ふ~む。
2023/07/20 23:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
裏染天馬シリーズを読んでおり、その流れで。
短いのからそれなりに長いもの、わたモテの二次創作まで8篇の短編集。
短い作品は3ページで終わり。
わたモテは原作読んでいないとちょっと面白味に欠ける部分が。
鶫ケ森の硝子屋敷、どこかで読んだ記憶があると思ったら、謎の館へようこそ白に収録されていたのか。 意外に覚えていないものだと。
全体的にもう少し感がある様に感じました。
恋澤姉妹、それなりにボリュームがありましたが、終幕でちょっと拍子抜けした感が。
タイトルにもなっている、最後の11文字の檻も謎解き要素がもう少しあれば、もっと面白みが出たかも知れないと。
紙の本
幅広い短編集
2023/01/22 11:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
本格ミステリの書き手なので、本格ミステリ集かと思いきや、ミステリにとどまらない幅広いジャンルの短編集であることに驚く。
個人的には本格ミステリの作品が好きで、『つぐみヶ森の硝子屋敷』が設定とトリック、謎ときのバランスが取れていて面白い。
福知山線の列車事故を扱った『加速していく』も高校生が現場に居合わせた理由に対する主人公の思いにハッとさせられ、心にしみる読後感が良かった。
『11文字の檻』はSF的設定と施設を抜け出すための11文字をいかに見つけるか、という点で話に引き込まれた。