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紙の本
火狩りの王 1 春ノ火 (角川文庫)
著者 日向 理恵子 (著),山田 章博 (イラスト)
最終戦争後、人類は火を扱えない病に冒され、細々と暮らしていた。森に囲まれた村に住む灯子と、母を亡くし妹と名家に迎え入れられた煌四。2人の人生が交差する時、運命が動き出す−...
火狩りの王 1 春ノ火 (角川文庫)
火狩りの王 〈一〉春ノ火
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商品説明
最終戦争後、人類は火を扱えない病に冒され、細々と暮らしていた。森に囲まれた村に住む灯子と、母を亡くし妹と名家に迎え入れられた煌四。2人の人生が交差する時、運命が動き出す−。WOWOWオリジナルアニメの原作。〔ほるぷ出版 2018年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
人類最終戦争後の世界。大地は黒い森に覆われ、人類は天然の火に近づくと体が内側から燃え上がる「人体発火病原体」に冒されていた。この世界で人が唯一安全に扱える〈火〉は、黒い森に棲む獣、炎魔を狩ることによって得られるものだけだった。そんな中、炎魔を狩ることを生業とする火狩りたちの間でひそかに囁かれる噂があった。「最終戦争前に打ち上げられ、長い間虚空を彷徨っていた人工の星、千年彗星〈揺るる火〉。その星を狩った者は、火狩りの王と呼ばれるだろう」――。千年彗星〈揺るる火〉とは何なのか。「火狩りの王」の伝説に秘められた世界の真実とは? 森に囲まれた小さな村に生まれた11歳の少女・灯子と、機械工場が立ち並ぶ首都で暮らす15歳の少年・煌四。2人の人生が交差するとき、運命の歯車が動き出す。【商品解説】
目次
- 第一部 春の送り火
- 〈序章〉
- 一 紙漉きの村
- 二 花嫁たち
- 三 雨の中の火
- 四 黒い森
- 五 世界のかけら
- 六 水晶の竜
- 第二部 けもの道
著者紹介
日向 理恵子
- 略歴
- 1984年、兵庫県生まれ。児童文学作家、日本児童文学者協会員。主な著書に、「雨ふる本屋」シリーズ、「火狩りの王」シリーズ、「すすめ!図書くらぶ」シリーズ、『魔法の庭へ』『日曜日の王国』がある。
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おもしろかった!
2022/12/11 01:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争後に文明が荒廃し、自然の火が人体自然発火を引き起こすために、火狩り達が炎魔という獣を倒して得る火以外は使えなくなった世界。
火狩りに助けられて、命の恩人の形見を家族に届けるために炎魔のはびこる森を抜けて首都に向かう少女灯子と、首都で両親を失って残された唯一の家族である妹を守るために雷火という特別な火の研究を任された少年煌四。
二人がそれぞれの方法で過去に隠された謎を知り、崩れつつある現状を知っていく物語序章。
荒廃した原因が独特で、世界観がすごく良い。
現代日本人の私達の感覚からすれば、まだ義務教育中の子供という年齢の二人が過酷な事態に遭遇したり、流されたり悩んだりしながらも、もがいて前を向いて進もうとする姿は痛ましくハラハラと落ち着かない気分になる。
ただ二人ともがそれぞれ我欲のための利己的な考えにとらわれず、誰かのために動くのが当然と考えて行動しているのがとても純粋で尊いものだった。
人が死んだりする残虐なシーンもあるが、魅力的な世界観も相まって続きが気になって仕方ない。
山田章博さんのイラストもカバー挿絵共に想像の補強になっていて、特に見せ場の見開きイラストが素晴らしかった。
こちらは角川文庫版でハードカバーではすでに完結済みの作品。
そちらも山田章博さんのイラストだし、続刊待って読むか、ハードカバー版読んでしまうか迷うなぁ。続きは気になるし……。
紙の本
空想が膨らむファンタジー
2023/05/21 04:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々にファンタジーが読みたいって思い購入!文字だけで架空の世界観を作り上げるファンタジー。この本の世界は、普通の火は使えない世界。何でも普通の火に近づくと、人間が発火するという設定。今までにない設定だけに、今後どのような展開になるか予測ができず空想が膨らみます。第1巻は、まだまだ導入部といったところ。灯子の命を守るために亡くなった火狩、その火狩の子どもの煌四。この2人が今後、いつどこで出会うかが楽しみ。