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商品説明
性懲りもなく半世紀に亘って映画を撮り続けるゴダールを、性懲りもなくいつも・たまに見続けてきた人びとに向けて、性懲りもなく書き続けられたきわめつけのゴダール論集。ゴダールへのインタヴューなどを再録増補。【「TRC MARC」の商品解説】
「失敗の成功」を反復する映画作家が置かれ続けた孤独。それは何を意味するのか。ゴダールへのインタヴューなどを再録増補した決定版論集。
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いつ炸裂するかわからない時限爆弾として映画があるとするならば、ジャン=リュック・ゴダールの作品はいかなる条件のもとにそうであるのか、あるいはそうでないのか。映画批評的/映画史的差異を捉えた者だけに現れる問題が存在する──。最初の長編『勝手にしやがれ』から遺作『イメージの本』まで、稀代の映画作家が置かれ続けた孤独。撮ることと観ることとのいまだ決着のつかない闘争の場に対峙してきた著者は、「映画はもはやゴダールなど必要としていない」と断じる勇気を持てと訴える。新たなる孤独の創造のために。
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「失敗の成功」を反復し続けたゴダール
同時代を共有してきた著者の決定版論集
この映画作家へ反逆せよ
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【目次】
プロローグ
Ⅰ 映画作家は映画を撮る
Ⅱ 映画作家は映画から遠く離れる
Ⅲ 映画作家は決算の身振りを演じる
Ⅳ 映画作家は世紀のはざまを生きる
Ⅴ 映画作家の仕事をたどる
エピローグ
付録 特別インタヴュー・追悼文
蓮實重彥によるゴダール 関連書誌
四〇年後に──「あとがき」にかえて
文庫版あとがき
解説(堀 潤之)【商品解説】
目次
- プロローグ
- Ⅰ 映画作家は映画を撮る
- Ⅱ 映画作家は映画から遠く離れる
- Ⅲ 映画作家は決算の身振りを演じる
- Ⅳ 映画作家は世紀のはざまを生きる
- Ⅴ 映画作家の仕事をたどる
- エピローグ
- 付録 特別インタヴュー・追悼文
- 蓮實重彥によるゴダール 関連書誌
著者紹介
蓮實 重彦
- 略歴
- 蓮實重彦(はすみ・しげひこ):1936年東京生まれ。60年東京大学文学部仏文学科卒業。同大学大学院人文研究科仏文学専攻修了。65年パリ大学大学院より博士号取得。東京大学教養学部教授(表象文化論)、東京大学総長を歴任。東京大学名誉教授。仏文学にとどまらず、映画、現代思想、日本文学など多方面で精力的な評論活動を展開し続けている。著書に『表層批評宣言』『凡庸な芸術家の肖像』『映画の神話学』『シネマの記憶装置』『映画はいかにして死ぬか』『映画 誘惑のエクリチュール』『ハリウッド映画史講義』『齟齬の誘惑』『映像の詩学』『『ボヴァリー夫人』論』『伯爵夫人』『ジョン・フォード論』ほか多数。
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