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紙の本
まむし三代記 (朝日文庫 朝日時代小説文庫)
著者 木下昌輝 (著)
【日本歴史時代作家協会賞作品賞(第9回)】【中山義秀文学賞(第26回)】まむしと呼ばれた斎藤道三の、日ノ本すら破壊する最終兵器“国滅ぼし”とは? その核心に行き着いた三代...
まむし三代記 (朝日文庫 朝日時代小説文庫)
まむし三代記
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商品説明
【日本歴史時代作家協会賞作品賞(第9回)】【中山義秀文学賞(第26回)】まむしと呼ばれた斎藤道三の、日ノ本すら破壊する最終兵器“国滅ぼし”とは? その核心に行き着いた三代目義龍が下した驚愕の決断とは? 従来の戦国史を根底から覆す長篇時代小説。【「TRC MARC」の商品解説】
法蓮房は国盗りの大望を秘めて美濃を目指し、土岐家内でのし上がる。野望を受け継いだ2代はついに美濃国を奪取し、斎藤道三を名乗る。親子2代にわたる国盗りの大いなる武器「国滅ぼし」とは? その真実に行き着いた3代目の義龍の決断とは――従来の戦国史を根底から覆す瞠目の長篇時代小説弘治二年(一五五六)、四月二十日――国さえもたやすく滅ぼしてしまうものが、大量に発見された。美濃の地においてである。奇しくも、この日、ひとりの男が討たれた。まむしと恐れられた斎藤道三である。国を滅しかねないものを集め、秘蔵した張本人だ。より正確を期すなら、道三とその父親である。道三の父親は美濃へわたり、異例の出世をとげる。無論のこと、その影には国を滅ぼしかねない凶器の存在があった。道三と法蓮房の親子二代の国盗りに、この凶器が暗躍する。いつしか、道三と法蓮房らは凶器のことをこう呼ぶようになった。国滅ぼし――と。【商品解説】
法蓮房は国盗りの大望を秘めて美濃を目指し、土岐家内でのし上がる。
野望を受け継いだ2代はついに美濃国を奪取し、斎藤道三を名乗る。
親子2代にわたる国盗りの大いなる武器「国滅ぼし」とは? その真実に行き着いた3代目の義龍の決断とは――
従来の戦国史を根底から覆す瞠目の長篇時代小説
弘治二年(一五五六)、四月二十日――
国さえもたやすく滅ぼしてしまうものが、大量に発見された。
美濃の地においてである。
奇しくも、この日、ひとりの男が討たれた。
まむしと恐れられた斎藤道三である。
国を滅しかねないものを集め、秘蔵した張本人だ。
より正確を期すなら、道三とその父親である。
道三の父親は美濃へわたり、異例の出世をとげる。
無論のこと、その影には国を滅ぼしかねない凶器の存在があった。
道三と法蓮房の親子二代の国盗りに、この凶器が暗躍する。
いつしか、道三と法蓮房らは凶器のことをこう呼ぶようになった。
国滅ぼし――と。【本の内容】
法蓮房は国盗りの大望を秘めて美濃・土岐家内でのし上がる。2代目はついに美濃国を奪取し、斎藤道三を名乗る。国盗りの大いなる武器「国滅ぼし」とは? その真実に行き着いた3代目の義龍の決断とは? 従来の戦国史を根底から覆す瞠目の長編時代小説。【本の内容】
収録作品一覧
蛇ノ章 | 11−130 | |
---|---|---|
蝮ノ章 | 131−366 | |
龍ノ章 | 367−552 |
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紙の本
最終兵器「国滅ぼし」
2023/06/12 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
斎藤道三一族の三代記を描いた物語であるが、彼らに寄り添った男のい代記でもある。道三の父、道三、そして道三の子・龍興の悪党ぶりが目立つ。しかし、読み始めから「国滅ぼし」という最終兵器を口にし、銅を大量に集め隠し持とうとする謎が、読むものを引きづり込む。読み終えればわかることだが、「国滅ぼし」は必ずしも国を失くしてしまう兵器ではなく、国を癒すものだと教えられる。国を奪うという行為委が、戦乱を終わらせ、民の平穏な生活をもたらすことを、道三一族はもくろんでいたのかもしれない。
紙の本
実は4代もの
2023/08/05 09:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
斎藤道三。有名な武将ですが、織田信長との関係において語られるくらいで、この斎藤道三を中心にした本は読んだことがなく、すごく興味が湧きました。また、出だしの書き方からワクワクさせられました。斎藤道三を中心にその父と子の3代にわたるストーリー。と思いきや、実は4代にわたるストーリー。史実とフィクションを組み合わせながらの構成は、この著者の得意とするところで、この本でもそれが如何なく発揮されていて、お見事でした。そしてなんといっても、この物語の見どころは貨幣。源太の妻のお景が、源太が戦場から帰って持ち帰る貨幣を巡るやり取りの変化に思わずニヤリ。最後のシーンも、戻ってきた感があって良かったです。