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  • 販売開始日: 2023/11/02
  • 出版社: 白水社
  • ISBN:978-4-560-09362-7
一般書

二十世紀のクラシック音楽を取り戻す:三度の戦争は音楽に何をしたか

著者 ジョン・マウチェリ(著) , 松村哲哉(訳)

指揮者が語る音楽史の裏側20世紀後半に作曲されたクラシック音楽の作品で、その後世界中のオーケストラや歌劇場のレパートリーに加わった作品はごく少ない。そして、現代の音楽であ...

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二十世紀のクラシック音楽を取り戻す:三度の戦争は音楽に何をしたか

税込 3,762 34pt

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商品説明

指揮者が語る音楽史の裏側

20世紀後半に作曲されたクラシック音楽の作品で、その後世界中のオーケストラや歌劇場のレパートリーに加わった作品はごく少ない。そして、現代の音楽であるはずの「現代音楽」は、一部の愛好家を除けば人気があるとは言いがたい。この状況を著者は、「現代のクラシック音楽というものが狭い範囲に限定されたからこそ、他のジャンルの音楽が大いに栄えているのに、オーケストラやオペラハウスがいわゆる『危機的状況』にある」と見る。現在もレパートリーの中心をなしているかつての大作曲家の系譜はどこへ行ってしまったのか?
映画『風と共に去りぬ』の作曲者でウィーン楽友協会音楽院に学んだマックス・スタイナーは、かつて「仮にワーグナーが今世紀に生きていたら、映画音楽でナンバーワンの作曲家になっていたでしょう」と語った。本書は20世紀クラシック音楽の歴史を、この問題に大きな影響を与えた第一次・第二次世界大戦、冷戦とのかかわりから見ていくものである。「現代音楽」たる前衛音楽、政治的な事情で埋もれてしまった作曲家に、クラシック音楽家の系譜につらなる映画音楽やミュージカルの作曲家まで含めて語る。

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「クラシック音楽」とは何か?

2023/10/07 21:35

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kapa - この投稿者のレビュー一覧を見る

個人的な回想から。半世紀前に開催された大阪万博で当時の西ドイツ館を訪問したときの経験。未来のオペラ劇場・コンサートホールの姿を具体的に示した、ドーム全体が一つの楽器ともいえる音響効果を持った音楽堂(オーディトリウム)があった。会場巡りで疲れた体を休め、また、音楽も楽しめた。演奏された音楽(生演奏ではなく録音)は、ベートーヴェンとシュトックハウゼンの二人だけであったように思う。クラシック音楽初心者の中学生には、ベートーヴェンの「大フーガ」は難解であったし、ましてやシュトックハウゼンは「ノイズ」で、気を休めるどころではなかった。この本と並行して読んでいた岡田暁生と片山杜秀両氏の対談集「ごまかさないクラシック音楽」(新潮選書)によると、この二人は、ドイツ音楽の新旧代表として選定されたらしい。新しいドイツ音楽の代表としてシュトックハウゼンの「前衛音楽」が選定された背景は本書のテーマと関連する。
本書は二十世紀クラシック音楽の歴史を扱う。特に二十世紀後半に作曲された作品は、現代の音楽であるはずの「現代音楽」だが、オーケストラや歌劇場の演目となることは少なく、ましてやその後レパートリーとなった作品はごく少ない。現在クラシック音楽の名曲とされる作品は、当時は「現代音楽」であったが、その後も演奏され、現在までその命脈を保っている。しかし、二十世紀の現代音楽は何故そうならなかったのか。大きな影響を与えたのは、「三度の戦争」、第一次・第二次世界大戦、そして冷戦であり、当時は演奏された音楽とその作曲家は戦後の政治的な思惑で排除されたという。
第一次大戦で解き放たれた暴力は、クラシック音楽にも影響し、ストラヴィンスキーの「春の祭典」、R.シュトラウス「サロメ」のように死などの暴力場面の描写が頻繁に取り上げられるようになる。次に第二次大戦前のナチス・ドイツやイタリア・ファシズムの社会では、政治が好ましい芸術を選定するようになり、音楽も同様に扱われる。とくにナチスによるいわゆる「退廃芸術」の禁止は音楽にも及び、ユダヤ人迫害もあって当時最先端であった作曲者の多くが米国亡命した。
第二次大戦後は冷戦である。ソ連に対する西側の文化芸術の優位性・進歩性を示すために、「前衛芸術」をクラシック音楽の長い歴史の延長線にあるとして、米国のプロパガンダ支援として脚光を浴び、戦後ヨーロッパではこれこそが20世紀の音楽とされた。これが冒頭万博でのシュトックハウゼンの扱われ方の背景であったのだ。一方で亡命ユダヤ人音楽家は、米国の音楽風土に適応し、映画音楽・ミュージカルを作曲する。しかし母国ヨーロッパでは古い音楽として、また、「ハリウッド的」として拒絶され、戦後「クラシック音楽」の定義が定まったというのである。
しかし、ワーグナーに始まった舞台の役者の動きに合わせた音楽、役者を表象するライトモティーフの手法、また、無調・不協和音、十二音技法等は、映画との親和性が高く、その世界で発展していく。これが本書帯の「映画音楽No.1作曲家ワーグナー」の理由である。現在ジョン・ウィリアムズが、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルのコンサートで取り上げられるのは、著者にとっては二十世紀のクラシック「現代音楽」の母国凱旋である。
いわば亡命作曲家を中心に、筆者の「押し」現代音楽作曲家が紹介されるが、この思い入れが本書執筆の動機ではないか思われるところもある。クラシック音楽家の系譜につらなる映画音楽やミュージカルの作曲家の評価とか、「前衛音楽」が理解できないのは、聴く側の能力の問題ではないことも示されており、独自の視点がある。

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