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かわらばん屋の娘 (くもんの児童文学)
時は文久元年。13歳の吟は、亡くなった母の代わりに、父・緑青の稼業・かわらばん屋の手伝いをしていた。ある日、見世物小屋の主人・荘七がやってきて、ニセモノの人魚をつくってひ...
かわらばん屋の娘 (くもんの児童文学)
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商品説明
時は文久元年。13歳の吟は、亡くなった母の代わりに、父・緑青の稼業・かわらばん屋の手伝いをしていた。ある日、見世物小屋の主人・荘七がやってきて、ニセモノの人魚をつくってひともうけしようともちかけてくるが…。【「TRC MARC」の商品解説】
——ほんとうにあったことを描くのだ。うそや、からかいではなく。ごまかしではなく。見たことを。
時は文久元年。13歳の吟は、流行り病で亡くなった母の代わりに、父・緑青の稼業・かわらばん屋の手伝いをしていた。かわらばんとは、庶民にニュースを伝えるいまでいう新聞のようなものだが、かわらばん屋はまともな仕事ではなかった。なぜならこの時代は、政治に関することや世の中のありさまを書くこと時代が禁止されていて、ましてやそれを刷って売り、人びとに広めるなどもってのほかだったからだ。ある日、吟と緑青のもとに、見世物小屋の主人・征六がやってくる。征六は、ニセモノの人魚をつくってひともうけしようともちかけてくるが……。【商品解説】
著者紹介
森川成美
- 略歴
- 〈森川成美〉東京都生まれ。小川未明文学賞優秀賞受賞。「マレスケの虹」で日本児童文芸家協会賞受賞。ほかの作品に「はなの街オペラ」「てつほうの鳴る浜」など。
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森川さんのお話はいつも現実的
2023/10/25 14:27
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
吟はかわらばん屋の父の手伝いで挿し絵を描いていたが、父が突然失踪してしまう。
弟と2人で生計を立てなければいけなくなった吟は、自分と同じ年くらいの若い侍が切腹しようとしていたのを助ける。
基本的にリアルな歴史に沿って描かれているので、意外な展開はありません。
森川先生はご都合的な展開は描かない方と思います。
でも…悠三郎の死はちょっときつかった。ご都合展開が好きじゃない私も、彼は死なせないで欲しかったです。
ほんの子どもなので…。
それに吟が「本当の事」をかわらばんに書いたところで終わっていますが、この後彼女がどうなるのかめちゃくちゃ気になります。
ちょっと「物語」としては中途半端に感じました。