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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/07/26
- 出版社: 集英社
- サイズ:20cm/349p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-771843-0
紙の本
チンギス紀 17 天地
著者 北方 謙三 (著)
【毎日芸術賞(第65回)】チンギスは草原へと帰還する途上、砂漠の中の黒水城に常ならぬ気配を感じた。一方、山中で傷を癒すマルガーシのもとに、見知らぬ人物から見事な剣が届けら...
チンギス紀 17 天地
チンギス紀 十七 天地
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商品説明
【毎日芸術賞(第65回)】チンギスは草原へと帰還する途上、砂漠の中の黒水城に常ならぬ気配を感じた。一方、山中で傷を癒すマルガーシのもとに、見知らぬ人物から見事な剣が届けられ…。『小説すばる』連載を加筆修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
草原に生まれ、大地を駈け、かつてない規模の国を築いたチンギス・カンが、最後の戦場に立つ。
圧巻の最終章!
チンギスは病床にある長子ジョチのもとを訪れたのち、草原へと向かう帰還の途につく。西夏領内に入ったチンギスは、ある城にただならぬ気配を感じた。それは黒水城と呼ばれ、砂漠に囲まれており、ウキという謎の人物が主とされていた。一方、チンギスから受けた傷を山中で癒すマルガーシに、カルアシンから見事な剣が手渡される。贈り主は明かされなかったが、マルガーシは戦に向けて隊の修練を重ねていく。アウラガの宮殿に戻ったチンギスは、ソルタホーンから国を揺るがす一大事を告げられた。突如生じた戦いに、チンギスは将軍だけでなくボオルチュも帯同させる――。
「チンギス紀」全17巻、ついに完結。
【著者略歴】
北方謙三(きたかた けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。【商品解説】
草原に生まれ、大地を駈け、かつてない規模の国を築いたチンギス・カンが、最後の戦場に立つ。
圧巻の最終章!
チンギスは病床にある長子ジョチのもとを訪れたのち、草原へと向かう帰還の途につく。西夏領内に入ったチンギスは、ある城にただならぬ気配を感じた。それは黒水城と呼ばれ、砂漠に囲まれており、ウキという謎の人物が主とされていた。一方、チンギスから受けた傷を山中で癒すマルガーシに、カルアシンから見事な剣が手渡される。贈り主は明かされなかったが、マルガーシは戦に向けて隊の修練を重ねていく。アウラガの宮殿に戻ったチンギスは、ソルタホーンから国を揺るがす一大事を告げられた。突如生じた戦いに、チンギスは将軍だけでなくボオルチュも帯同させる――。
「チンギス紀」全17巻、ついに完結。【本の内容】
著者紹介
北方 謙三
- 略歴
- 〈北方謙三〉佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。「眠りなき夜」で吉川英治文学新人賞、「渇きの街」で日本推理作家協会賞長編部門、「水滸伝」で司馬遼太郎賞を受賞。旭日小綬章受章。
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紙の本
完結
2023/09/25 21:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラズム戦は終わったものの、モンゴル帝国内にはひっそり叛乱の兆しが。最終巻、個人的に印象に残ったのはチンギスがタルグタイとラシャーンの息子に会ったところと、最後の戦場にボオルチュも連れて行ったところ。長い長い物語の幕がついに降りる。完結まで読めて本当に良かった。
紙の本
チンギス気最終章
2023/07/30 16:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとうチンギス紀最終章になってしまった。草原をかける騎馬軍団の姿を想い描き、モンゴルの国が大きな版図を得る姿を追い続けた。チンギスカンは戦闘に強く勝ち続けたのではないのだろう。戦略が優れていて、戦いそのものを過去から未来へ、そして自分のいる場所から広範囲の人々の動きを、俯瞰してとらえることができたのではないか、と思う。最後のマルガーシとの戦いは、テムジンと呼ばれたころに気持ちは戻り、闘うことができ、勝ち抜き、そして草原での人生を終えることができたと思う。
紙の本
チンギス紀 シリーズ
2023/10/30 14:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり史実からかけ離れた物語になっていました。
北方版チンギスということなのでしょう。
生きざまとういか、心構えというか、チンギスの生き方を壮大な物語で描いた本でした。
草原で生まれ、草原に帰った一人の男の物語だった。