「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/09/29
- 出版社: 東京創元社
- レーベル: 創元クライム・クラブ
- サイズ:20cm/191p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-488-02566-3
読割 50
紙の本
間の悪いスフレ (創元クライム・クラブ <ビストロ・パ・マル>シリーズ)
著者 近藤 史恵 (著)
コロナ禍で厳しい状況の飲食店業界、〈ビストロ・パ・マル〉でもテイクアウトメニューを考えたり、料理教室を始めたり。そんななかで、名探偵シェフのまわりには謎がいっぱい。全7編...
間の悪いスフレ (創元クライム・クラブ <ビストロ・パ・マル>シリーズ)
間の悪いスフレ
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
コロナ禍で厳しい状況の飲食店業界、〈ビストロ・パ・マル〉でもテイクアウトメニューを考えたり、料理教室を始めたり。そんななかで、名探偵シェフのまわりには謎がいっぱい。全7編を収録。『紙魚の手帖』他掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
【シリーズ累計40万部突破!】
ビストロ・パ・マルへようこそ。
コロナ禍も乗り越え、
おなじみのスタッフが皆様をお待ちしております。
シェフ三舟の絶品料理と
鮮やかな推理をご堪能ください。
下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは、変人シェフ三舟さんとスーシェフの志村さん、ソムリエールの金子さん、ギャルソンの高築くんの四人。
コロナ禍で厳しい状況の飲食店業界、〈パ・マル〉でも、テイクアウトメニューを考えたり、料理教室を始めたり……。そんななかで、料理教室で起きた気まずい出来事、ひとり分のテイクアウトを買いにくる男子中学生の謎、自身のレストランにスタッフが定着しない理由がわからず悩む他店のシェフ、高築くんのいとこのプロポーズ計画等々、名探偵シェフのまわりには相変わらず謎や相談ごとがいっぱい。全七編を収めた待望のシリーズ第四弾。
◆収録作品
「クスクスのきた道」
「未来のプラトー・ド・フロマージュ」
「知らないタジン」
「幻想のフリカッセ」
「間の悪いスフレ」
「モンドールの理由」
「ベラベッカという名前」【商品解説】
収録作品一覧
クスクスのきた道 | 7−33 | |
---|---|---|
未来のプラトー・ド・フロマージュ | 35−63 | |
知らないタジン | 65−88 |
著者紹介
近藤 史恵
- 略歴
- 〈近藤史恵〉大阪市生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。「凍える島」で第4回鮎川哲也賞、「サクリファイス」で第10回大藪春彦賞を受賞。ほかの著書に「ねむりねずみ」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
いいねえ
2023/10/19 12:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナも乗り越えて、ウクライナ情勢に気をもみつつ、
それでも営業を続けるビストロ。
掌編なんだけど、それぞれ読み応えもある。
ドラマ化もレシピ本も知らなかった。
紙の本
ビストロ・パ・マルシリーズ
2023/12/24 14:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマ化もされたビストロ・パ・マルシリーズの4作目です。毎回おいしそうなお料理がたくさん出てきて、食べに行きたくなってしまいます。なかなかビストロに行く機会はないのですが、こんなお店が近くにあったらいいなと思わずにはいられません。
紙の本
コロナの中のパ・マル
2024/02/21 14:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍の中で悪戦苦闘するパ・マルの面々。
「クスクスのきた道」「未來へのフロマージュ」「モンドールの理由」は希望を感じさせるエピソードで読後感が良い。
「知らないタジン」
あのこじらせた男性は別の場所でまた似たような真似をするのだろうか。
自ら幸せから遠ざかる人というのはいるものなのだ。
「幻想のフリカッセ」
事実上シャルロットシリーズの一編の後継エピソードみたいなストーリー
異性に勝手に幻想を見て無理に当てはめた挙げ句それを強要する…
息子たちが父親のコピーになってきているのがやりきれない。
「間の悪いスフレ」
両者とも相手にとって好ましい自分を演じていたのは確か。
それにしてもサプライズは自己満足だからやめたほうがいい。
「ペラベッカという名前」
ひたすらマジョリティに寄せていく事によって出てくる歪み。
それではあの店はみんなにとって居心地の悪い場所だっただろう。
コロナ禍の中でも美味しい物のために、それを食べる人たちに喜んでもらうために頑張っているパ・マルの面々に安心した。