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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/10/10
- 出版社: 中央公論新社
- サイズ:20cm/284p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-12-005699-4
読割 50
紙の本
JRは生まれ変われるか 国鉄改革の功罪
著者 読売新聞経済部 (著)
国鉄改革から30余年を経た今、JRは官と民の狭間で苦悶を続けている。人口減少、廃線ラッシュ、コロナの傷痕とJR7社はどのように向き合い、いかに乗り越えようとしているのか取...
JRは生まれ変われるか 国鉄改革の功罪
JRは生まれ変われるか 国鉄改革の功罪
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商品説明
国鉄改革から30余年を経た今、JRは官と民の狭間で苦悶を続けている。人口減少、廃線ラッシュ、コロナの傷痕とJR7社はどのように向き合い、いかに乗り越えようとしているのか取材する。『読売新聞』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
国鉄改革から35年を経た今、官と民の狭間でJRは苦悶を続けている。歴史を踏まえて、JR7社の直面する課題を読み解き、人口減少時代と対峙する現在とこれからを展望する。【商品解説】
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紙の本
JR各社の現状・展望を著した内容です。
2023/12/30 11:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
不採算路線問題に揺れる、JR各社。当書は国鉄の分割民営化の歴史から、今のJR各社の現状・これからの展望について、詳しく著した1冊です。
JR全7社について、しっかり紙幅を割いて詳しく著されています。さらに、JR各社の社長など、著名人による発言も掲載されています。JRについて知りたい読者にお勧めの1冊です。
紙の本
JRの今を知ることができる
2024/01/04 17:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「読売新聞」に2022年7月から2023年6月まで連載された「JR考」を基に、大幅に加筆、改題されたのが本書である。本書のメインテーマは、「都会の稼ぎで地方を支える」構図を維持できなくなりつつあるJRが採算性と公共性のはざまで、どこへ向かおうとしているのか、にあり、国鉄時代からの様々な事例を引き合いに、話題は展開されている。メインテーマとは関係のない話題も多いが、それも今のJRを知るうえで貴重な内容である。その一部を以下に紹介する。◆国鉄民営化の時点で債務は37兆円、国が25.5兆円を引き継ぎ、このうち13.8兆円が国民負担に回された。政府がことあるごとに、クギを刺す、JRのアキレス腱となっている。2020年時点で国民が負担している国鉄の巨額債務は15.9兆円。政府は税金を投じたり赤字国債を発行して毎年返済。完済は2058年の予定。◆JRのロゴマークは一筆書き、「経営が分割されても鉄路は全国で一つに繋がっている」とのメッセージが込められ、100を超える図案から選ばれた。◆JR北海道・四国の経営は厳しく、JR北海道では会長・社長の専用車はなく、列車通勤。東京出張時の移動にタクシー利用なし。◆JR東日本の2022年9月中間決算は、3年ぶりの黒字。Suicaの入金残高の一部を会計手法の変更により利益に計上、従来通りの算定であれば、運輸事業は50億円の赤字。◆交通決済で米クレジットカード「Visa」の「タッチ決済」が急速に普及している。タッチ決済は、交通系ICカードに比べ導入や運用のコストが1/6と大幅に低く抑えられる。◆JR各社はレールを鉄鋼メーカーから購入しているが、JR東日本が代表して価格交渉を実施。
番外編として、福知山線の大事故以来、公の場に出ていない井手正敬 元JR西日本会長のインタビューがある。JR西日本が、JR四国や九州に「一緒になろう」と水面下で声をかけた話題など興味深い内容である。
紙の本
都会の人には想像できない現実
2024/01/04 10:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
おそらく私の地元を起点とする路線はJRにとってはお荷物以外の何物でもない存在だろう、でも廃線されてしまったら車を運転できない人たちはどうすればいいのだろう、バス路線も次々と廃止になるし、都会の人には想像もできないであろう現実がある