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紙の本
晩酌の誕生 (ちくま学芸文庫)
著者 飯野 亮一 (著)
今の日本人が家飲みを好むのは、江戸時代からの晩酌文化を受け継いでいるから? 肴は現代と変わらぬ多彩さで、江戸の町では振り売りから肴や燗酒を入手できた。驚くほど豊かだった日...
晩酌の誕生 (ちくま学芸文庫)
晩酌の誕生
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商品説明
今の日本人が家飲みを好むのは、江戸時代からの晩酌文化を受け継いでいるから? 肴は現代と変わらぬ多彩さで、江戸の町では振り売りから肴や燗酒を入手できた。驚くほど豊かだった日本人の家飲みの歴史を挿絵を交えて繙く。【「TRC MARC」の商品解説】
いつ頃から始まったのか? 飲まれていた酒は? つまみは? 著者独自の、酒の肴にもなってしまう学術書、第四弾!
===
万葉の昔からはじまり、江戸時代に花開いた日本人の家飲み。当初健康のため、安眠のために飲まれていた「寝酒」は、灯火の発達とともにゆっくり夜を楽しむ「内?み」へと変わっていく。飲まれていたのは濁酒や清酒、焼酎とみりんをあわせた「本直し」等。肴は枝豆から刺身、鍋と、現代と変わらぬ多彩さ。しかも、振り売りが発達していた江戸の町では、自分で支度しなくても、家に居ながらにして肴を入手することができた。さらに燗酒を売る振り売りまでいたため、家に熱源がなくても燗酒が楽しめた。驚くほど豊かだった日本人の家飲みの歴史を繙く。
===
これなしには一日が終わらない
はじめて明かされる家飲みの歴史
===【商品解説】
現在のように、夕飯を食べながら一献傾けるという「晩酌」は、約300年前の江戸の町で生まれた。室町時代から行われていたナイトキャップとしての「寝酒」が、灯油の発達により夜の時間を長く使えるようになると、晩酌というスタイルに変わっていったのだ。『居酒屋の誕生』『すし 天ぷら 蕎麦 うなぎ』『天丼 かつ丼 牛丼 うな丼 親子丼』同様、今回もまた膨大な史料をもとにその歴史的展開を明らかにし、晩酌で好まれていた肴や各家庭での晩酌の様子などを再現する。晩酌の文化史でもあり、家飲み・一人飲み・やけ酒・二日酔いの文化史でもある、他者の追随を許さない唯一無二の一冊。【本の内容】
目次
- 序章 酒は百薬の長
- 一 寝酒を飲んで快眠の世界に 二 節度をもって飲めば酒は百薬の長
- 第一章 万葉集に詠まれた独り酒
- 一 酒は神と共に飲むもの 二 万葉歌人・大伴旅人の独り酒
- 三 「貧窮問答の歌」の糟湯 酒
- 第二章 中世の独り酒
- 一 独り飲みを禁じた北条重時 二 家飲みを好んだ兼好法師
- 第三章 晩酌のはじまり
- 一 農民の間にも晩酌が広まる 二 寝酒といっていた江戸の晩酌
- 三 寝酒のメリットを説く人が出現 四 寝酒の否定論者も出現
著者紹介
飯野 亮一
- 略歴
- 飯野亮一(いいの・りょういち):食文化史研究家。服部栄養専門学校理事・講師。早稲田大学第二文学部英文学専攻卒業。明治大学文学部史学地理学科卒業。著書に『居酒屋の誕生』『すし 天ぷら 蕎麦 鰻』『天丼 かつ丼 牛丼 うな丼 親子丼』(ちくま学芸文庫)、『江戸の料理と食生活』(共著、小学館)、『郷土史大辞典』(共著、朝倉書店)、『歴史学事典』(共著、弘文堂)、『調理用語辞典』(共著、全国調理師養成施設協会)などがある。
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