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紙の本
医者という病 (扶桑社新書)
著者 和田 秀樹 (著)
「正常値至上主義」で患者が不健康に。旧態依然の教育が高齢者を薬漬けに。差別的な医学部受験。「医局」という大学病院のがん。余命宣告を短く言う医者の保身…。医学の問題点を提起...
医者という病 (扶桑社新書)
医者という病
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商品説明
「正常値至上主義」で患者が不健康に。旧態依然の教育が高齢者を薬漬けに。差別的な医学部受験。「医局」という大学病院のがん。余命宣告を短く言う医者の保身…。医学の問題点を提起する。【「TRC MARC」の商品解説】
患者は知らない“医療界の不都合な真実”
『80歳の壁』を超えたいなら病院には行くな!
「日本医師会」「大学病院」「製薬会社」
「医学部」「専門医」の闇を暴く!!
(目次)
▼第1章:専門医という病
・医療業界の諸悪の根源、「専門分化」とは?
・専門分化型の診察が健康を大きく害する!
・超高齢社会で総合診察医がいない恐怖
・なぜ総合診療医が育たず、専門バカばかり増えるのか?
・医者を選ぶポイントは総合診察ができるか
など
▼第2章:大学病院という病
・医療業界で絶大なパワーを持つ医学部教授
・東大医学部の医者が優秀なわけではない
・「医局」という大学病院のがん
・優秀な人の足を引っ張る医学部の闇
・「日本医師会」の発言は医者全員の本意ではない
など
▼第3章:薬という病
・身長・体重・年齢を考えずに薬を処方する医者たち
・副作用で患者が死んでも医者は罪に問われない
・医者と製薬会社の癒着とは?
・大学医学部が学会のボスに逆らえないワケ
・役人の天下り先として重宝される大学医学部や製薬会社
など
▼第4章:検査という病
・「正常値主義」の医者が患者を不健康に
・往診をしない医者の言葉は信じるな
・医者が「新しい病気」をつくる危険な事態
・欧米で集団検診が廃止になったワケ
・医療行為をしないほうが寿命は延びる?
など
▼第5章:医学部という病
・患者思いの医者を排除する元凶「大学入試面接」
・年齢差別、性別差別、障碍者差別がまかりとおる
・医者の傲慢さを助長する中高一貫校の弊害
・チーム医療が進まない縦社会の日本医療
・看護学部の附属病院をつくるべき
など
▼第6章:医者という病
・「心の健康」が日本で無視される理由
・大学医学部はカウンセリングの専門家を軽視している
・「心」がわからない医者のせいでうつ病患者が増える?
・QOLと免疫を下げて死を早めるうつ病の恐怖
・余命宣告を短く言う医者の保身
など
▼第7章:医者に騙されず幸福な人生を送るために
・ストレスが溜まるだけの検診を受ける必要はない
・頼りになるのは「かかりつけの町医者」
・病院や医者選びは「口コミ」を重視しよう
・救急車で搬送される病院は事前に決めておく
・AIによる診断技術が確立されれば、医療ミスは減る?
など【商品解説】
著者紹介
和田 秀樹
- 略歴
- 〈和田秀樹〉大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。和田秀樹こころと体のクリニック院長。著書に「90歳の幸福論」など。
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医学業界の闇
2023/11/04 12:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、全国民が読むべきであろう。
このような内容の本が大してないからである。
この本に書かれてある事実を知って、自分の身を守るべきであろう。
紙の本
著者の人間味溢れる文章が素晴らしいです。
2023/12/23 15:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は沢山の著書を刊行していることで知られる精神科医。現役医師の立場から、日本の医師のよくない点を、当書では容赦なく次々と指摘しています。
著者は読み手の好き嫌いが分かれるタイプだと思われます。私も著者の全ての意見に迎合するわけではありません。ですが、特に当書は人間味溢れる文章で著されており、読んでいて気分の良い内容でした。医師へのイメージも変わるかも知れないので、特に医師に対して良い印象を持たない方々に読んでいただきたい1冊です。こんなに人間味溢れる医師も日本にいるのか、と思えるでしょうから。