- 販売開始日: 2023/12/22
- 出版社: 新書館
- レーベル: モノクローム・ロマンス文庫
- ISBN:978-4-403-56058-3
ボーイフレンドをきわめてみれば
著者 著:ライリー・ハート , 訳:冬斗亜紀 , イラスト:ZAKK
思ったことを心に留めることができずなんでも口に出してしまうマイロ。ある日存在も知らなかった祖母の死と、遺産として残された書店のことを知らされた彼は書店のあるリトルビーチに...
ボーイフレンドをきわめてみれば
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商品説明
思ったことを心に留めることができずなんでも口に出してしまうマイロ。ある日存在も知らなかった祖母の死と、遺産として残された書店のことを知らされた彼は書店のあるリトルビーチにやってきた。受け継いだ建物の隣はタトゥショップで、オーナーのギデオンは素敵な笑顔で彼を迎える。住居に困ったマイロはギデオンの部屋で一緒に暮らすことになるが――!? 優しさにあふれるリトル・ビーチに咲いた小さな恋。
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恋の物語
2023/12/28 05:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
大きな事件は起こりませんが、二人にとって大事なことは起こります。
そんな恋物語
自閉スペクトラム症のマイロ
頭はいいけれど、色々と直截的に口に出してしまうしこだわりもある。
そんな彼が過保護な母の元から離れて
存在すら知らなかった祖母の遺産であるリトルビーチの書店を引き継ぐ
相続した建物の中にはタトゥショップもあり・・・その店主がギデオン
この二人の恋
出会った時から恋が芽生えている。
マイロはその特性のせいで思考が厄介であり愛おしい
忖度して言わないような言葉も口から出てしまうのでなかなか難しくもある。
ギデオンはそんなマイロだからこそ好きなんだろうなぁって思います。
メロメロ具合は伝わってくるし。
ギデオンはギデオンで家族との関係に問題も抱えている。
そんな二人の恋物語は単純では済まない。
とにかくマイロの言動が「そういくのか」とか「それ言うのか」みたいなところがあり
ちょっと普通でない展開ではあるので大きな事件が起こらなくても物語としては目が離せない。
そして、二人の恋物語はキュートで愛おしいです。
ちなみに「ボーイフレンド」は日本語(カタカナ)で書くとちょっと軽い気もしますが
「恋人」「彼氏」ってことなのを読む時に気持ち持っていかないとねって改めて思ったりもしました。
余談
「僕のパンツの中狙ってます?」みたいなマイロのセリフたちにギデオンでなくてもメロメロになるよねー
割と表現が直截的なのも(「エロい」とか)結構気に入ってます。
ちなみに海外もの安定のリバですので地雷の方は要注意です。
面白い、大好き。
2024/09/17 16:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
マイロの持病のせいもあるけど、気持ちをそのまま言葉にするのっていいなと思いました。特に日本人は言葉の裏を読んだり、腹の中を探ったりする事がよくあるので、とても新鮮でした。
マイロの場合はちょっと極端ですが理解してくれる人達にであって幸せそうで、素敵な気分になるお話でした。エッチの話をあっけらかんとしちゃうところが面白かったです。イーストコーストの雰囲気もよくて情景を浮かべて楽しみました。