紙の本
二つの殺人事件の犯人は、一人なのか
2024/04/06 19:56
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
複雑な構成を持ったミステリーだ。時効となった殺人事件に覆いかぶさるようにして生み出されたもう一つの殺人事件。犯人は同一と思われ、早くに判明し自白した。しかし、殺人犯とその被害者の言動に不可解な点があり、その謎を、様々な立場の人の視点で追求し始めて、下巻へ続く。
紙の本
どんどん引き込まれて読みました
2024/04/18 16:19
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
事件の加害者の家族が、差別をうけたりネットで叩かれたりするのは解せないが、微妙なニュアンスの違いがどのように変化していくのか、とても気になります。すぐに下巻を読みたいと思います。
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一気読みです
2024/04/15 05:29
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投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
父の行動を意外に思うという展開に、若干無理がある部分も感じられますが、いつもながら東野ワールドにあっという間に引き込まれました。
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めちゃめちゃ面白い。
1週間かけて読むつもりがあっという間に読了。
どうなっていくのか下巻に期待大。
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東野圭吾の中でもとても読みやすくすらすらと読めた。
被害者側、加害者側、それぞれの立場からの視点で記載されていてリアルに刺さってくる。
何より被害者側の奥さんと娘さんが強い人間性を持っていて、印象的強かった。
「あすなろ」が沢山出てきて、絶対意味があると思い調べるとやっぱり!
、、、納得した。
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とても読みやすく、さくさく進みました。
予想している展開があるのですが、果たしてどうなのか⋯気になるのですぐに(下)も読もうと思います。
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文庫化するのを待ちに待っていた作品。
分厚いから読み終わるまでに数日かかるなと思っていたら、続きが気になりすぎて半日で読み終わりました。
物語の序盤で、犯人が事件について自供する。
これで解決と思いきや、むしろここからが物語の開幕。
被害者の娘と加害者の息子は、それぞれ自分の父親の言動に違和感を抱き、真相に辿り着こうと行動に移し……。
早く下巻を読みたくてたまらない!
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殺人事件。犯人が自首。浮上する過去の事件。被害者家族と加害者家族の思いの交錯。
タイトルの意味も気になり、すぐに下巻まで手が伸びました!!
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いやー、本当に東野圭吾さんは何でこんなに面白い小説を書けるのだろうか。次の展開が気になってページをめくる手が止まらない、次の章で寝よーと思ってもまた寝てしまう。そんな魅力が小説にある。良い感じの終わり方で下巻へ興味を湧かせてくれる。早く下巻も読む!!本当に読んでない人!おすすめです。
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上下巻の感想です。
いやーおもしろかった。
最近はほっこり系の本が多かったけど、職場の同僚に薦められて読んだら、全く先読みできない本格ミステリーでした。
東野さんは数多くの作品を手掛けてるけど、どれだけ想像力があるのかね。さすが。
最後もいい感じで終わります。
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このところ短編を読む機会が多かったので、ガッツリした本が読みたくなり手に取った。
さすが東野圭吾。
あっという間に読み終えてしまった。
とにかくリズム良く、おもしろいし、読みやすいのだ。
読みやすい文章を書くって、小説家の第一歩だと思う。
時々読みにくい本にぶち当たることがあるが、本気で読者に読んで欲しいのか疑問に思うことがある。
読みやすいだけではなく、場面がイメージしやすかったり、行間から登場人物の感情が汲み取れたり、なんか自分が読み手としてワンランクアップできたような錯覚さえ与えてくれる。
前編でエサはいっぱい撒かれている。
どう回収していくのか、下巻がすごく楽しみだ。
今一納得できない動機も解明されるだろう。
皆に希望があって欲しい。
2024/05/17 16:49
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残りの人生、もう圭吾先生以上の作家さんに出会うことはないでしょう。それを確信した上下巻の上巻読了。
今回は意思を持って「文庫まち」をしたわけですが、全体の1/3時点で、もうすでにちょっと泣きそうになった。何がって「今生の憂い」を思って。
事件が起こる、現場に謎がある、解き明かした先に犯人がいる、、、わけだけど、圭吾先生にかかればそんなものは通過点ですらなくて、ただの「線」で、この線の周辺に恐ろしくえげつない質量の肉なのかヘドロなのかが絡みついていて、この塊の描写がとにかく素晴らしい。
圭吾先生の作品は、常にこういう「現代社会の側面」を切り出していて、とにかく切ない。こんなにしんどい世の中を生きている意味はあるのか、何が楽しいのか、それを突きつけられるような読後感をぶつけられる。これがまあ痛い痛い。
そもそもの「殺人事件」だって、そりゃ当事者であれば「痛い」し「辛い」訳だけど、これは「物語」としたら他人事感は否めないのに、そうではなくて、物語のどこかに必ず「当事者」を突きつけられる何かが仕込まれていて、この何かを、跡形もなく丁寧に塗りつけられるような、そんな感覚。べっとりじっとり、避けることもできず一方的に責め立てられる感じは、嫌なんだけど、だけどこれがどうして読む手が止まらないし「どうするの!?この後は?!」っていう、読書の醍醐味をずーっと、きっと最後の種明かしまでずーっと味わい続けることができる。本当に楽しい。
読書が幸せなのは、本当にこういう作品を読めるという事実に尽きる。
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流石!東野圭吾!
一体、物語はどう動いていくのか...
隠された真相...とは
その時、被害者と加害者の遺族は何を思う。
そして、読者も何を思うのだろう...
東野圭吾さんの作品はいくつか読んでいますが
今回も文章からビジュアライズする事が非常にしやすく読み疲れが全くありませんでした。
罪と罰についても考えさせられる内容もあり
自分だったらと想像してみたものの、やはり立場によって大きく意見が変わってしまう様な気もしましたが
難しい題材を盛り込んでいる割にスッキリと
仕上げている点も個人的には良い点でした。
上巻を読み終えてみて
まだまだ謎だらけでここから如何様にも転がせそうな終わり方で
名作にも迷作にもなる雰囲気が漂っています。
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幸せな日々は、もう手放さなければならない。
遺体で発見された善良な弁護士。
一人の男が殺害を自供し事件は解決――のはずだった。
「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」
2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の""告白""、その絶望――そして希望。
「罪と罰の問題はとても難しくて、簡単に答えを出せるものじゃない」
私たちは未知なる迷宮に引き込まれる――。
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小説は文庫本派の私にとって、東野圭吾の文庫化新刊は”待ってました”と迷わず上下まとめて即買い。
長編にもかかわらず、上巻の半ばですでに犯人が自供し、事件が解決してしまう。「あれ?これどうやって下巻まで話が続くの?」と今の段階ではなんとも不思議な感じだが。今回の話は犯人の人物像はもとより、被害者家族や、加害者家族にも焦点があてられており、これらの人物がこれからどう関わってくるのか。早く下巻が読みたい。
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早い段階から犯人の人物像と動機がミスマッチで、違和感を感じていましたが、ここからどうなるのかがさっぱりわかりません!下巻も楽しみです。