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紙の本
魔女狩りのヨーロッパ史 (岩波新書 新赤版)新刊
著者 池上 俊一 (著)
ヨーロッパ文明がまばゆい光を放ち始めた15〜18世紀、魔女狩りという闇が口を開いたのはなぜか。その起源・広がり・終焉、迫害の実態、女性への差別…。進展著しい研究をふまえ、...
魔女狩りのヨーロッパ史 (岩波新書 新赤版)
魔女狩りのヨーロッパ史
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商品説明
ヨーロッパ文明がまばゆい光を放ち始めた15〜18世紀、魔女狩りという闇が口を開いたのはなぜか。その起源・広がり・終焉、迫害の実態、女性への差別…。進展著しい研究をふまえ、魔女と魔女狩りを総合的に描く。【「TRC MARC」の商品解説】
一五~一八世紀、ヨーロッパ文明がまばゆい光を放ち始めたまさにそのとき、「魔女狩り」という底知れぬ闇が口を開いたのはなぜか。その起源・広がり・終焉、迫害の実態、魔女イメージを創り上げた人たち、女性への差別――進展著しい研究をふまえ、ヨーロッパの歴史を映し出す「鏡」としての魔女と魔女狩りを総合的に描く。【商品解説】
ヨーロッパ文明が光を放ち始めた一五〜一八世紀、魔女狩りという闇が口を開いたのはなぜか。進展著しい研究をふまえ本質に迫る。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第1章 魔女の定義と時間的・空間的広がり
- 魔女とは何か
- 悪魔との契約
- 異端セクト化
- 魔女の害悪魔術
- 動物への変身と使い魔
- 迫害の主対象は年老いた女性
- 迫害時期・地域と規模
著者紹介
池上 俊一
- 略歴
- 〈池上俊一〉愛知県生まれ。東京大学名誉教授。専攻は西洋中世・ルネサンス史。著書に「ヨーロッパ史入門」「ロマネスク世界論」など。
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紙の本
文章が丁寧で読みやすかったです。
2024/04/11 11:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世ヨーロッパで起こった魔女騒動について著した歴史書です。
当時の魔女騒動にはどんな背景があったのか、知りたくて購読しました。極めて文章が丁寧で、読みやすかった印象が強いです。読み終えて、目的を果たすことができました。
紙の本
魔女狩りの本当を知る
2024/03/22 18:33
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
「それは魔女狩りだ」という風に日常使っている。最近では、トランプがよくつかっている。しかし、本当の魔女狩りとは、どのようなものだったのだろう。中性ヨーロッパの闇の一端を知ることが出来る一冊である。
紙の本
「二〇世紀の次なる蛮行」とは何か?
2024/03/19 23:19
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめにとあとがきを読むと魔女狩りをキリスト教批判に使った第三帝国を「二〇世紀の次なる蛮行」と見なしているようだ。多分プーチンの「特別軍事作戦」以降の世界情勢と重ね合わせているのだろう。魔女狩りの時代のあり方は第三帝国より共産主義体制の方が似ていると思うが。あるいは人文主義の理性の行き着いたところが理性の名によるジャコバンの恐怖政治か。
魔女狩りで金儲けを企む輩でも悪どいと摘発されるのはスターリンが粛清に関わったチェキストを切り捨てたのと似ている。
ユルバン・グランディエが性犯罪の常連とは知らなかった。カトリックの神父はセックスなど今でも御法度なはずなのにグランディエは悪評高いのに聖職剥奪にはならなかった方が不思議な感じがする。というよりこんな男を野放しにしているので悪魔憑きの標的になったのだろうか?
魔女の「実態」のテキストは魔女狩りの当事者が記したものなので、どこまでが正確なのか、どこからが偏見にまみれた視点による記述なのかが分からない。魔女狩りの被害者は読み書きが出来ないだろうから魔女狩りを批判した人によるテキストを参照するしかないのだろうか?