序章「心＝精神」と「習慣」
- 第１節「心＝精神」と「習慣」
- 第２節教育史研究の試みと本書の研究課題
第１章近代における「心」と習慣形成の源流−ロックの習慣論
- 第１節西欧諸語における習慣語彙の系譜
- 第２節ロック習慣形成論に関する先行研究
- 第３節習慣形成における３つの局面
- 小括
第２章進歩主義教育運動における「精神衛生」
- 第１節従来の進歩主義教育運動についての研究
- 第２節進歩主義教育運動期の心理学
- 第３節デューイにおける心理学と社会実践
- 第４節進歩主義教育運動期における「精神衛生」の拡大
- 小括
第３章アメリカにおける「精神衛生運動」と「教育の医療化」
- 第１節マイヤーの生涯
- 第２節マイヤーの精神衛生論
- 第３節マイヤーの人間形成論
- 小括
第４章マイヤーの精神衛生的「習慣発達」論
- 第１節「習慣」論の背景としてのプラグマティズム
- 第２節個人史、ライフ・チャートと精神衛生的「習慣」
- 第３節予防・治療・教育としての習慣トレーニング
- 第４節精神衛生的習慣論の影響とその問題点
- 小括
終章精神衛生論における「習慣」形成とその限界
- 第１節「心＝精神」の習慣形成と教育の医療化
- 第２節「精神衛生運動」と教育について考察することの意義
- 第３節今後の課題と展望