目次
イメージとしての女性 文化史および文学史における「女性的なるもの」の呈示形式 (叢書・ウニベルシタス)
- ジルヴィア・ボーヴェンシェン(著)/ 渡邉 洋子(訳)/ 田邊 玲子(訳)
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序論
I 日陰の存在の豊富なイメージ──「女性的なるもの」の文化的表象の構造について
一 限定主義
二 補完理論
三 演出された女性性の演出──典型としてのヴェデキントの「ルル」
四 〈平等と差異〉というテーマについての短いコメント
II 道徳的理性と自然な徳性──「女性的なるもの」の文化的表象の歴史について
A 文化におけるステレオタイプ──方法論上の問題
B 〈女性の学識〉と学識ある女性たち
一 アンナ・マリア・シュールマンの生涯──ある文化タイプの範例
二 学識/道徳的教訓/女性像の欺瞞
三 増殖するイメージと合理主義的教養プログラム
四 女性に発言許可を与えるための詩学上の前提条件
五 詩の規範と女性の言説のプログラム
六 学識ある女性と家
C 〈女性的感傷〉──感傷的女性というイメージと〈感傷的〉女性作家たち
一 アンナ・ルイーザ・カルシュ、チューリヒャウのサッフォー ──ある文化類型のパラダイム
二 文化の女性化と、プログラムされた女性の無能──女性の学識にたいする感傷性にもとづく批判
三 ソフィーあるいは不平等を目指す教育論
四 〈静かで素朴〉──感傷主義による、「女性的なるもの」の定義
五 シュテルンハイム嬢vsラロッシュ夫人
六 書簡体小説──トロイアの木馬。ジャンル上の制約に対する批判と、女性の〈自然な〉無制約
七 〈美しき悟性〉の無力と美的判断能力
八 詩学における、詩的無能の根拠づけ
結び
註記
訳註
訳者あとがき
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