目次
レジリエンス入門 折れない心のつくり方 (ちくまプリマー新書)
- 内田和俊(著)
- まえがき
- 第1章 レジリエンスって何?
- レジリエンスって何?/レジリエンスは特別な力ではない/心は体のどこにある?/鍛える部位が分かったら後は実際に鍛えるだけ/ちょっとだけ視点を増やす練習をしてみます/レジリエンスを高めることによって得られる多くの副産物/なぜ今レジリエンスが注目されているのか?/ゆるゆるの昔/キツキツの今
- 第2章 何が私たちを嫌な気分にさせているのか?
- 何が私たちを嫌な気分にさせているのか?/エリスのABC理論/具体例を使ってABC理論を検証する/かつてメンタルの問題には常にあきらめ感が漂っていた/性格とは?/性格とはエリスのABC理論の延長線上にある/三要素を二つのグループに分類する/三要素は連動する/まず「行動」を変えれば「気分や感情」も連動する/「思考」がレジリエンス強化のための一番のカギとなる/すべての物事は二度つくられる/ストレスは悪者ではない
- 第3章 レジリエンスを弱めてしまう考え方
- (1)否定的側面の拡大(肯定的側面の否定)
- もともと私たちの脳はネガティブに考えるようにできている/私たちの脳は一万年前のまま/今の三倍ポジティブに考えて、ようやくバランスが取れる
- (2)二分化思考(少なすぎる判断基準、勝ち負け思考)
- 二分化思考は自分への脅迫行為
- (3)「当然」「べき」「ねばならない」思考
- この思考のさらなるデメリット/なぜここでも感謝の習慣が効果的なのか/(2)と(3)に共通する視点の増やし方/感情が激変した実例/(1)〜(3)には見逃せない共通点がある
- (4)過剰な一般化
- (5)結論の飛躍
- (4)と(5)の共通点/オプションを増やすためにできること/エリスのABCDE理論
- (6)劣等比較
- (7)他者評価の全面的受け入れ
- (6)と(7)の共通点/目的と目標は異なる/設定する順番も大切/目標設定なんか意味がないと言う人もいる/心のニーズとは何か/自分軸の確立に伴う副産物
- (1)〜(7)の根底に存在する共通の考え方
- 最善主義という考え方/「平穏」と「安心感」は異なる
- 第4章 レジリエンスを高める処方箋
- カルテ(1) いつも上の空で今を生きられないA君
- マルチタスクは脳を破壊する/A君の症状は良い結果を残せない人の一番の特徴/マインドフルネスという処方箋/なぜ呼吸法がメンタルに良い影響を与えるのか/呼吸法の具体的な方法とその他の効果
- カルテ(2) 被害者意識の強いB子さん
- 被害者意識における被害者とは?/人生における天動説と地動説/今の自分は過去の選択の結果
- カルテ(3) マイナスの感情に振り回されてしまうC君
- マイナスの感情によって得をしてきた過去がある/マイナスの感情をプラスの行動につなげる/激しい怒りと嫉妬を夢実現のエネルギー源にした実例
- カルテ(4) 単調で地味な作業に興味を持てないD君
- 白無地のジグソーパズル/栄光の裏には、一見「無意味」に思えてしまうような単調さが必ず存在する/ちょっとしたコツで単調さを耐え抜くことができる
- カルテ(5) なかなか人に頼れないEさん
- 過信と不安が同居しているケースもある/マズローの五段階欲求説にみる「頼ること」と「頼られること」の大切さ
- セルフコントロールに関する処方は応用範囲が広い
- あとがき
一般 ランキング
一般のランキングをご紹介します一般 ランキング一覧を見る
前へ戻る
-
1位
-
2位
-
3位
-
4位
-
5位
-
6位
-
7位
-
8位
-
9位
-
10位
次に進む