目次
痛いっの素 痛み専門医が教える痛みの対処法
- 小川 節郎(著)
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はじめに
第1章:痛みを訴える人が増えている
痛みをとりまくものとは?
・放ってはおけない痛みの社会的ダメージ
・超高齢社会の到来で痛み患者は倍増?
・慢性的な痛みを訴える人の多くは、働き盛り世代
・「ペインクリニック」は、痛みに苦しむ人の駆け込み寺
・痛みの機序(きじょ)(メカニズム)を解明し、新たな治療法へ
第2章:患者さんに向き合い、その痛みを聴く
心構え、テクニック、コミュニケーションのためのアプローチ
・痛みを訴える人、すべてが患者さん
・耳と心で患者さんの痛みを受け止める
・患者さんの心を開くには
・手のしびれの陰に肺がんが……俯瞰的に見る必要性
・受け入れはしても、言いなりにはならない
・問題には、「真正面から立ち向かう」
・「交流分析」を知ってコミュニケーションがガラリと変わった
〈コラム〉「交流分析」アプローチの実例~学会でのとある出来事
第3章:痛みを見て、尋ねて、触れる
診察で私が心掛けていること
・「ペインクリニックの小川と申します」
・可能な限り初診に時間をかける
・「診る」ことで作り上げる医者と患者の「ラポール」(信頼関係)
・目と声色で痛みを読む
・問診で診断の目星をつける
・劇的な効果をもたらす「触診」
第4章:それぞれの痛みに応じた最適な癒しを
痛みへの具体的な処方
・強さと質で痛みを評価する
・なぜ、痛みが起こるのか
・痛みに対処するための3大療法
・加齢に伴う痛みへの対処
・がんの痛みへの対処は日本が最先端
第5章:「人を救いたい」、この気持ちをいつも胸に
私はなぜ麻酔科医、そしてペインクリニシャンになったのか
・ダイナミックな麻酔科医に惹かれて
・医学全般の知識が求められる麻酔科医
・麻酔科医は手術の指揮者
・術前、術後から術後痛の管理まで
・チーム医療に欠かせない感情のコントロール
・ペインクリニシャンとなり患者と直に向き合う
第6章:医師として、院長として
小川流オープンマインドな仕事術
・「ビジランス」が求められる麻酔科医
・痛みを聴く心が求められるペインクリニシャン
・院長のオープンマインドが病院をまとめる
・困った時の解決法。もっとも楽なのが、「正面突破」
・ストレス解消は、楽しいお酒で
あとがき
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