目次
教師の「専門家共同体」の形成と展開 アメリカ学校改革研究の系譜
- 鈴木 悠太(著)
- 序章 研究の主題と方法
- 一 研究の主題
- 二 先行研究の検討
- 三 研究の方法
- 四 構成の概要
- 第Ⅰ部 「ランド・変革の担い手研究」を起点とする学校改革研究の形成
- 第一章 M・マクロフリンらによる「ランド・変革の担い手研究」の展開
- 一 「ランド・変革の担い手研究」の概要
- 二 「相互適応」の概念の形成
- 三 「オープン・エデュケーション」による学校改革実践
- 四 スタッフ開発における「専門家の学習」
- 第二章 ランドの学校改革研究
- 一 R・エルモアの「逆向き設計」の視角
- 二 「愚直な仕事」としての学校改革
- 三 M・マクロフリンによる「ランド・変革の担い手研究」の再検討
- 第Ⅱ部 教師の「同僚性」の形成と展開
- 第三章 教師の「同僚性」の形成と展開
- 一 教師の「同僚性」の概念の形成
- 二 教師の「同僚性」に関する研究の展開
- 第四章 教師の「同僚性」の概念をめぐるオーストラリア教育学会誌上論争の検討
- 一 M・フィールディングの「ラディカルな同僚性」の概念の提起
- 二 M・フィールディングへの返答論文
- 三 「同僚性」の概念をめぐる争点と課題
- 第Ⅲ部 教師の「専門家共同体」の形成と展開
- 第五章 M・マクロフリンの研究の系譜における「専門家共同体」の形成と展開
- 一 「ランド・変革の担い手研究」からスタンフォードCRC研究への展開
- 二 問題としての教職の「文脈」
- 三 「専門家共同体」の概念の形成
- 四 教職の多層的な「文脈」の探究
- 五 高校改革における「教科部」の探究
- 第六章 M・マクロフリンの研究の系譜における「専門家共同体」の定式化
- 一 授業の三類型
- 二 教師共同体の三類型
- 三 教職キャリアの三類型
- 四 教職の多層的な「文脈」の射程
- 第Ⅳ部 教師の「専門家共同体」の新展開
- 第七章 教師の「専門家共同体」の波及
- 一 スタンフォードCRCによるBASRCの評価研究の形成と展開
- 二 M・ヴァルゴの省察
- 三 BASRCにおける教師の「専門家共同体」の新展開
- 四 多様なイニシアティヴによる学校改革
- 五 学校改革における学区の役割
- 第八章 J・リトルの研究の系譜における「専門家共同体」の展開
- 一 「専門家共同体」における「教室実践の表象」
- 二 「専門家共同体」における高校数学科教師たちの学び
- 三 「クリティカル・フレンズ・グループ」による「専門家共同体」の形成と展開
- 四 「専門家共同体」の「会話ルーティン」
- 第九章 教師の「専門家共同体」の新たな展開
- 一 「専門家共同体」のイデオロギーと実践
- 二 「専門家共同体」の葛藤と実践
- 三 「専門家共同体」の実践と政策
- 終章 学校改革の「現場の声を聴き現場から学ぶ」ことへ
- 一 総括
- 二 考察
- 三 残された課題
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