目次
大阪弁こども万葉集 禁大人はアカン!
- 中村 博(著)
- はじめに
- はじめにのはじめに
- どうして大人は禁なのか
- どうして大阪弁なのか
- どうして五七五七七なのか
- もくじと和歌の検索
- もくじ
- 和歌の検索
- 第一章 万葉集とは
- 第二章 伝承期・第一期の和歌
- あんたはん 行って仕舞ぅて(磐姫皇后)
- いっそ死の こんな恋焦れて(磐姫皇后)
- 死ぬもんか 生き続けたる(磐姫皇后)
- 穂の上に 漂う霧や(磐姫皇后)
- 立ち続け うち待ってるで(磐姫皇后)
- 籠よ籠々 良ぇ籠さげて(雄略天皇)
- 大和には 多数山ある(舒明天皇)
- 高安山の上 お前の家が(中大兄皇子)
- 木の下を 潜り流れる(鏡王女)
- 岩代の 松枝結び(有間皇子)
- 家でなら 器に供え(有間皇子)
- 香久山は 畝傍のお山(天智天皇)
- 熟田津で 月 潮待って(額田王)
- あかんがな うちの気持ちが(額田王)
- 愛し三輪山 離れ行く(額田王)
- 春野摘み 野守り見るやん(額田王)
- そう言いな 可愛いお前に(大海人皇子)
- 冬去って仕舞て 春来たら(額田王)
- わし貰ろた 安見児貫ろた(藤原鎌足)
- あっすだれ 揺れた思たら(額田王)
- 羨まし 風と間違て(鏡王女)
- 心思うも 憚り多い(柿本人麻呂)
- 第三章 第二期の和歌
- わしの里 大雪降った(天武天皇)
- そら違うで うちの神さん(藤原夫人)
- お前待ち 夜更けの露に(大津皇子)
- うち待って あんたが濡れた(石川郎女)
- お前だけ 大和帰して(大伯皇女)
- 二人でも 越すん難儀な(大伯皇女)
- 今日の日が 磐余の池で(大津皇子)
- 明日から 二上山を(大伯皇女)
- 岸に咲く 馬酔木花手折ろと(大伯皇女)
- 香久山に 白い衣が(持統天皇)
- 天皇は 神さんやから(柿本人麻呂)
- 天地分かれた その昔(柿本人麻呂)
- 皇子がいた 宮の池住む(柿本人麻呂)
- 淀み水 今もあるのに(柿本人麻呂)
- おい千鳥 そんなに啼きな(柿本人麻呂)
- この国治める 大君が(柿本人麻呂)
- 山川の 神も仕える(柿本人麻呂)
- 阿騎野まで 狩りに来たのに(柿本人麻呂)
- 日ぃ昇る 月沈んでく(柿本人麻呂)
- この国治める 天皇で(作者不明)
- 藤原の 宮仕えにと(作者不明)
- 采女袖 吹き返してた(志貴皇子)
- 鴨の背に 霜降りてるで(志貴皇子)
- 蕨の芽 渓流の水の(志貴皇子)
- 弓持つ武人 矢ぁ番え(笠金村歌集)
- 見る人が 居らんて云うに(笠金村歌集)
- なにやかや 五月蠅ぅ言われ(但馬皇女)
- 残されて 泣いてるよりか(但馬皇女)
- あんまりに 多干渉しよって(但馬皇女)
- 雪そない 降ったりないな(穂積皇子)
- 山筋の 川瀬鳴ってる(柿本人麻呂歌集)
- 夜更けた 川の水音(柿本人麻呂歌集)
- 引手山 お前葬って(柿本人麻呂)
- 浜木綿の 葉ぁ幾重に(柿本人麻呂)
- 心が躍る 軽の地は(柿本人麻呂)
- 賑やかな 藻を刈る敏馬(柿本人麻呂)
- もう今日に 明石海峡(柿本人麻呂)
- 無事でねと お前結んだ(柿本人麻呂)
- 石見の国の 都野の浦(柿本人麻呂)
- 恋しいて 高角山の(柿本人麻呂)
- 笹の葉が ぎわざわ鳴るが(柿本人麻呂)
- 鴨山で 岩を枕に(柿本人麻呂)
- この古い 都見てたら(高市黒人)
- あの小舟 どこで泊まりを(高市黒人)
- なんと無に 物恋しさの(高市黒人)
- 年魚市潟 潮引いたんや(高市黒人)
- 第4章 第三期の和歌
- 今見たら 前よりずっと(大伴旅人)
- 賑やかな 奈良の京は(小野老)
- 憶良めは もう帰ります(山上億良)
- 仕様もない 考えせんと(大伴旅人)
- 酒壺に 成って仕舞ぅて(大伴旅人)
- 人の世は 空っぽなんや(大伴旅人)
- 梅花の宴 まえがき(大伴旅人)
- 春来たら 最初咲く梅花を(山上憶良)
- 梅花と 柳一緒に(笠沙弥)
- 梅の花 空に舞う様に(大伴旅人)
- 京離れ ここの田舎に(山上億良)
- 荒雄はん 助け求めて(山上億良)
- 也良の崎 岬廻って(山上億良)
- 瓜を食うたら 思われる(山上億良)
- 金や銀 宝の玉も(山上億良)
- 秋の野に咲いてる花を(山上億良)
- 萩の花 薄葛花(山上億良)
- さあみんな 早ぅ日本へ(山上億良)
- 秋萩 連れ合いと 通う鹿(作者不明)
- 宿る野に 霜が降ったら(作者不明)
- 丈夫と 思うわしやぞ(山上憶良)
- 都はるかな 東の国に(高橋蟲麻呂歌集)
- 真間の井を 見てると幻視える(高橋蟲麻呂歌集)
- 山が連なる 甲斐の国(高橋蟲麻呂歌集)
- 鶯の 卵に混じり(高橋蟲麻呂歌集)
- 霧雨の 降る夜に鳴いて(高橋蟲麻呂歌集)
- 春の野に 菫を摘みに(山部赤人)
- 天皇の ずうっと続く(山部赤人)
- 潮満ちる 干潟無うなる(山部赤人)
- 吉野山 象山木立ち(山部赤人)
- 夜更けた 久木生えてる(山部赤人)
- 田子の浦 回って見たら(山部赤人)
- 天地の出来た 昔から(山部赤人)
- 恋い焦がれ 逢えたんやから(大伴坂上郎女)
- うちだけや 恋し思てん(大伴坂上郎女)
- 来る言ても 来ん時あるで(大伴坂上郎女)
- もぅうちは 死んで仕舞たる(大伴坂上郎女)
- 第五章 第四期の和歌
- 塵みたい こんなしがない(中臣宅守)
- 燃やしたる あんた行く道(狭野弟上娘子)
- 赦されて 帰る人来る(狭野弟上娘子)
- 覚えてて あんたの帰る(狭野弟上娘子)
- 尊きお方 天皇の(田辺福麻呂歌集)
- 世の中が 変わり古都(田辺福麻呂歌集)
- 親しんだ 平城の都が(田辺福麻呂歌集)
- 神であられる 天皇の(田辺福麻呂歌集)
- 鹿背山は 木ぃ繁茂や(田辺福麻呂歌集)
- 狛山で 鳴く霍公鳥(田辺福麻呂歌集)
- 振り仰ぎ 三日月見たら(大伴家持)
- 皆みな 早よ寝と鐘は(笠郎女)
- もしもやで 恋焦がれして(笠郎女)
- 気ィ冷めた 人思うんは(笠郎女)
- 言うたろか 石麿さんよ(大伴家持)
- 瘦せてても 生きてる方が(大伴家持)
- 春苑で 紅ぅに映える(大伴家持)
- 娘子らが 多数集まって(大伴家持)
- 春の野に 霞靡いて(大伴家持)
- 庭の小藪 風音も無う(大伴家持)
- 日ぃうらら 雲雀囀る(大伴家持)
- 新年と 立春重なり(大伴家持)
- 『大阪弁こども万葉集』に寄せて
- あとがき
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