目次
HAPPY STRESS ストレスがあなたの脳を進化させる
- 青砥 瑞人(著)
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はじめに--ストレスは「武器」になる。
序章:ストレスと向き合うということ-- 限られた人生、何を脳に刻み込んでいきたいのか
・ストレスとつき合う第一歩は、「内側」の世界に注意を向けること
・学びや幸せは私たちの「内側」に蓄えられる
・脳で処理できる情報は、1000分の1以下
・大切なのは、あなたの貴重な注意の対象を、どんな情報に向かわせたいか
・ネガティブなものがどうしても気になってしまう脳
・「Use it Lose it」--使えば機能し、使わなければ消えていく
・脳に幸せの記憶を蓄積させていくしくみ
・「ご機嫌な扁桃体」をつくる--見える世界を「宝箱」に変えるために
第1章:ストレスを知る-- なぜ私たちにストレスシステムが搭載されたのか
・「ダークストレス」と「ブライトストレス」
・「ブライトストレス」が私たちを成長させる
・「ストレス世界」の構造とは?--ストレス、ストレッサー、ストレスメディエーターの違い
・「ダークストレス」の餌食になりやすい人とは?
・なぜストレスシステムが私たちの身体に構築されたのか
・私たちの身のまわりにある「4つのストレッサー」
・心理的ストレッサーに慣れはない、むしろ増幅する
・「身体的ルーティン」でストレスを味方につける
・「同時発火された神経細胞は結びつく」原則を利用する
第2章:ダークストレスを和らげる -- 脳や身体がもつ性質を科学的に利用する
【ダークストレスとのつき合い方――ダークストレスの芽を摘む、すばやく対処する】
・過剰なストレス反応はたとえ一瞬でも脳で増幅する
・ストレスと向き合うということは、ふだんの自分と向き合うということ
・心理的安全性の確保が、ダークストレスと向き合う第一歩
・ストレッサーに気づいてあげて、ダークストレスの芽を摘む
・能動的な脳の使い方にフォーカスして、ストレッサーを手放す
・運動する、絵を描く、文章を書く…に脳のリソースを割く
・目的にフォーカスして、ストレッサーを手放す
・「期待値」を調整すれば、ダークストレスに育たない
・無意識的な期待をして、ストレス反応を引き起こしていないか
・貢献心の罠:「見返りバイアス」によるストレス反応
【ダークストレス対策の味方になるもの――脳や身体がもつ恒常性を利用する】
・笑う門には福来たる――ベータエンドルフィンの効果
・なぜあらゆる文明に音楽とダンスが存在するのか――セロトニンの効果
・ちょっと疲れる運動をしよう--ベータエンドルフィンとセロトニンの効果
・脳の自動スイッチを意識的に操る--副交感神経の効果
・副交感神経を働かせる① 長く息を吐く呼吸法
・副交感神経を働かせる② 食事に集中する
・副交感神経を働かせる③ 泣く
・心から抱きしめる--オキシトシンの効果①
・心から信じる--オキシトシンの効果②
・感謝をする--ポジティブな記憶を刻む
第3章:ブライトストレスを味方につける― ストレスエネルギーを最大限に生かし、成長を加速させる
【ブライトストレスを成長の糧にする――脳を進化させる】
・ストレスは闇にも光にもなりうる
・VUCAの時代に適応的な能力とは?
・自分自身が世界のプロデューサーという意識をもってみる
【脳はいかにして成長するのか――脳の成長の原理】
・「記憶痕跡化」の正体とは?--あなたらしさはどうつくられるか
・「脳の投資システム」とは?--長期記憶化された神経細胞をつくる
・長期記憶の特徴と3日坊主のしくみ
・脳エネルギーと脳の生存戦略
・「三つ子の魂百まで」のしくみ
・変わるために、変わらない
【ダークストレスをブライトストレスに変える分子たち】
・ダークストレスとブライトストレスの分岐点とは?
・私たちの心に作用する化学物質
・大忙しのノルアドレナリンパワーを濃縮させる
・プレッシャーがかかるとき、いかにドーパミンを誘導するか
・ドーパミンがでやすい脳の状態を育む
・脳を躍らすベータエンドルフィン
・心を整えるDHEA
【ブライトストレスを導く思考法――脳の成長の原理から考える】
・求められるのは、しなやかな「頑固さ」
・新しいことを学ぶとき「モヤモヤ」するのは、脳の成長痛である
・「堂々巡り」をすることが、神経細胞の成長を促す
・「葛藤」の情報処理が、脳を大いに成長させる
・ゴールと目的を記憶痕跡化させチャンスを増やす
・VUCAの時代に必要になるのは、非論理的な能力
第4章:ストレスを武器にした「進化し続ける脳」とは?― ストレスを力に変えて成長する4つの脳
【01 プロセスドリブン脳──プロセスに価値を見いだす脳】
【02 レジリエンス脳──打たれ強い脳】
【03成長ドリブン脳──成長にコミットする脳】
【04希望脳──根拠なき自信をもてる脳】
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