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目次

スポーツと遺伝子ドーピングを問う 技術の現在から倫理的問題まで

  • 森岡 正博(編著)/ 石井 哲也(編著)/ 竹村 瑞穂(編著)
    総説 なぜいま遺伝子ドーピングを問うのか 森岡正博

    Ⅰ 遺伝子ドーピングの最新技術

    1 遺伝子操作技術とドーピング問題 石井哲也
     はじめに
     1 ドーピングと遺伝子操作技術
     2 遺伝子操作技術を使うドーピング
     3 遺伝子ドーピングの問題
     おわりに

    2 遺伝子ドーピングの検査手法の開発研究について 竹越一博
     はじめに
     1 競技スポーツ界におけるドーピング検査
     2 遺伝子ドーピングへの対応の重要性
     3 遺伝子ドーピングとは――その検出困難性について
     4 遺伝子ドーピングの低侵襲的検出法の開発――リキッドバイオプシーのコンセプトの応用
     5 検査の実装を考えた場合の倫理的問題について
     おわりに

    3 馬産業における遺伝子操作技術と遺伝子ドーピング問題 戸崎晃明
     はじめに
     1 人類とウマとの関係
     2 競馬産業のドーピング・コントロール
     3 遺伝子ドーピング・コントロール
     4 ウマの遺伝学的研究と利用
     5 最新技術の馬産業への応用と動物の権利
     おわりに

    Ⅱ スポーツ倫理・哲学からみた遺伝子ドーピング

    1 遺伝子ドーピングの倫理学 竹村瑞穂
     はじめに
     1 スポーツ界におけるドーピングの基礎知識
     2 遺伝子ドーピングの登場とスポーツ界の対応
     3 変化する遺伝子ドーピングの定義
     4 遺伝子ドーピングの倫理学
     5 「スポーツの価値」から,「スポーツをすることの意味の哲学」へ
     おわりに

    2 スポーツの意味と哲学 関根正美
     はじめに
     1 遺伝子ドーピングによるシナリオ
     2 スポーツの意味へ――卓越と達成の世界
     3 エンハンスメントと贈与・達成の哲学
     4 スポーツの多元性――ライフヒストリーとしてのスポーツ
     おわりに

    3 遺伝子テクノロジーとスポーツ――新しい倫理的問題 アンディ・ミアー(佐良土茂樹 訳)
     1 (スポーツを目的とした)遺伝子操作を考えるための理論的根拠
     2 遺伝子操作を受けたアスリートに関するいくつかの想定
     3 スポーツのための遺伝子改良という概念を定める
     4 遺伝子改良は非倫理的か?
     5 以上のことはスポーツにおけるパフォーマンスエンハンスメントについて私たちに何を伝えているのか?
     6 以上のことはスポーツをどこに向かわせるのか?
     7 結語――新しい倫理的な問題

    COLUMN 我が国におけるスポーツと遺伝に関する研究,その新しい試み
        ――LEGACY2020 プロジェクトについて 大岩奈青

    Ⅲ 生命の尊厳と哲学

    1 エンハンスメントと人生における幸福のかたち 立花幸司
     はじめに
     1 人間の3つの能力
     2 能力を高めるための努力
     3 能力を高める努力の不確実性
     4 確実に能力を高める手段としてのエンハンスメント
     5 人はエンハンスメントをすべきなのか
     6 2 つの勝負――競争と克己
     おわりに

    2 人間の欲望の哲学 坂本拓弥
     はじめに
     1 なぜ欲望が問題となるのか?
     2 剰余としての欲望
     3 三角形的欲望とその模倣的性格
     4 遺伝子を操作したい欲望の裏側にあるもの
     おわりに――いま,〈やせ我慢〉の倫理は可能か?

    3 人間のいのちの尊厳を考える――人格概念の捉え直しを通して 片山善博
     はじめに
     1 現代の尊厳論
     2 カントの尊厳論――人格に基づく尊厳とは
     3 ヘーゲルの人格論――人格の拡張
     4 あらためて人間のいのちの尊厳について
     おわりに

    COLUMN アスリートとしてドーピング問題に向き合う 齋藤里香

    付録 中村桂子先生 ロングインタビュー
     ・アメリカで誕生したライフサイエンスと生命倫理学
     ・日本における生命科学――ライフサイエンスとの違い
     ・組換えDNA 技術の誕生 
     ・人間にとってスポーツの意味とは  
     ・ゲノムで生命を語ることの難しさ  
     ・ゲノムに規格はない――生きものを「トータルで」考える 

    あとがき
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