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目次

    第一話:遠い日の幻影
    数々のエッセイをもとに、池波正太郎の誕生と幼年~少年時代を語る。
    第二話:江戸の風韻
    池波少年を育んだ「江戸」がのこっていた時代の「東京」について。
    第三話:師弟の様子
    池波正太郎の小説の師にして、新鷹会の主宰者・長谷川伸のこと。
    第四話:歴史を見つめる眼
    真田太平記や数々の忍者ものを書いた池波には、歴史の裏側で活躍する者、敗者として「正史」に刻印された人間たちへの深いまなざしがあった。
    第五話:善人でもなく悪人でもなく
    鬼平こと長谷川平蔵の有名な台詞「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事を
    おこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」。
    この価値観は、「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の池波3大シリーズを貫く。
    第六話:池波小説は美人に冷たい!?
    多くの小説家から傾城の美女的な描写をされてきた秀吉の側室「淀殿」。ところが、
    池波は彼女を、濃い化粧の「化け物」と書いてのけた。そして、池波小説で幸せになるのは、
    十人並みの器量の働き者の女性。また、多くの老婆もいとしげに登場する。
    池波の女性観にせまる。
    第七話:「省略の余韻」と「簡潔の美」
    池波の文章作法について。「説明」を排除した文章である。
    第八話:江戸っ子ぶらない
    著者・里中氏は地方出身者。そんな氏が眩しく見る「本物の江戸っ子」としての池波正太郎。
    第九話:会話と人物造型
    池波小説の醍醐味、「会話」文について。
    第十話:不器用な名人
    若き日、旋盤工として働いた池波正太郎。その時に体得した「仕事との向き合い方」「段取り」が小説家をつくった。
    第十一話:「才能」と「意匠」
    池波は判でおしたような単調な暮らしの中で、締め切りを厳守しながら、
    数々の小説とエッセイを書いた。小説家と「才能」の関係を考察する。
    第十二話:命名の達人
    池波は、樋口一葉を愛読していた。実は「十三夜」の人物名が、池波作品に・・・。
    第十三話:『鬼平犯科帳』の斬新
    実在の人物が、日本一愛されるキャラクターになるまで。
    第十四話:「歴史」と「小説」のせめぎ合い
    司馬遼太郎、吉村昭、そして池波正太郎を比較する。
    第十五話:反歴史主義
    多感な青年期に戦争と敗戦を体験した池波正太郎。掌返しのジャーナリズムや歴史学者に対する深い懐疑を終生持ち続けた。
    第十六話:等身大史眼
    池波の歴史時代小説は、リアルな人間の小説だ。小説「色」で土方歳三を描き、なにかが変わった。
    物語る年譜:充実の「読む年譜」。

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