紙の本
カウンタックで郵便配達っ!?
2015/01/04 00:07
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投稿者:kwt - この投稿者のレビュー一覧を見る
全二巻。
奇想天外シチュエーションの郵便配達?業!
クロネコヤマトを仮想敵とした民間勢力に打ち勝てるか,官業は?
経費を度外視した任務遂行は傑作で,義理人情・知力体力の総結集!
エンディングも,近未来を想定したスマートなまとめ方で好感が持てます。
でも,やっぱり,郵便配達はカブだよねえ!!
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投稿者:yuko - この投稿者のレビュー一覧を見る
新しい発想の小説ですね!
次から次へと展開される依頼への挑戦に、
どんどんと引き込まれていき
あっという間に時間が過ぎていきました。
皇居を見るたび、ここを通ったのかなぁ~などと
想像してみたり…。
読後に、とっても爽快・痛快な気分になりました。
もう2が出ましたね。
早速読みたいと思います。
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発表当時はバブルで郵政民営化前。そんな時代の物語をその時代を知らずに読むのは少々、辛いだろう。何故、今になって文庫本で再販したのかな?
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破天荒で甚だ非常識だけど、心意気が美しいお仕事小説ですね。採算度外視もいいところですが、ここまで大胆に仕事できたら、楽しいだろうなぁ。
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いつでも何処へでも、あなたの荷物を届けます。東京でエリート公務員の仲間入りと意気込む八橋鳳一(やつはしほういち)が配属されたのは、特殊郵便だけを配達する部署だった。班長・桜田美鳥(さくらだみどり)の下、どんな物でもあらゆる手段で届けるのが仕事。ある時はトレーラーで一軒家を運び、高層マンションへ速達を配達するのは特殊はしご車で、終電後には深紅の新幹線を走らせる。そして、ダービー馬を出走時間に間に合わせるには!?──特殊任務遂行、お仕事小説。
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地元ががっつり出てきて走っているルートを読みながら情景想像出来て楽しかった。そんな無茶な、という内容ながら上手く纏められているのが凄い。
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お仕事もの。スピード感があって面白かった。
元気があってよく働く女の子が出てくる話はよいなあと。
わたしもこれだけたくさんのものをかけて
仕事してみたいものだ。
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書き下ろしがあったので買ってしまった。
ソノラマ文庫版を持っているけど、覚えていないところが多い。何度も楽しめていいけど(^^;
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新刊はあまり買わないが、少し気になり購入。設定は面白いと思ったが、少々主人公補正が強いように思え、読みづらくはないため、それだけに惜しく感じた。
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どんなものでも迅速確実に運ぶという郵政省特別配送課の話。切手さえ貼ってあれば家でも核廃棄物でも運ぶとかインパクトがあってすごかった。ドンドン秘密兵器を出してくるし。
しかしこの人がラノベみたいな話を書いたことが一番の驚きだったな。
本文を読んでると美鳥がちびっ子に思えてるのにイラストは普通の女性なのがすごい違和感。
自分の中では大河とかシャナとかあの辺のイメージ。
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ちょっとファンタジーなお仕事小説と思いきや、思った以上にファンタジーだった。根っこの設定に留まらず、かなり荒唐無稽な要素が入り乱れるので、これを楽しめるか冷めてしまうかで評価が分かれそう。心理変化の描写がやや簡素かも。
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東京でエリート公務員の仲間入りと意気込む八橋鳳一が配属されたのは、特殊郵便だけを配達する部署だった。班長・桜田美鳥の下、どんな物でもあらゆる手段で届けるのが仕事。ある時はトレーラーで一軒家を運び、高層マンションへ速達を配達するのは特殊はしご車で、終電後には深紅の新幹線を走らせる。そして、ダービー馬を出走時間に間に合わせるには!?―特殊任務遂行、お仕事小説。
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「いくらなんでもそれはないだろう……」と思う少々強引な展開もあるが、作者はSF畑の人間だから仕方ない(?)。フィクションと割り切って、そんな無茶苦茶な展開も楽しんでしまったほうが痛快かもしれない。
全体的には、非常に読みやすいお仕事エンタメに仕上がっている。話のテンポも良く、特にこの作者が使う比喩表現はセンスがあって好きだ。
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タイトルと、表紙に惹かれて読みました。
「ありえない。でも、これに近いことはおきているのか??」なんて思いながら、読んでました。
郵便は、人のてによって配達されるから嬉しいって気持ちは実は、こういう人がいるからなんだろうなーって・・・年賀状のバイトではじめてはいった郵便の裏の部分の事を思い出しました。
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”こちら、郵政省特別配達課(1)(2)”小川一水著 新潮文庫nex(2014/10発売)
(イラスト:平沢下戸。1999・2001年発売・ソノラマ文庫と2005発売・ソノラマノベルスの合本版あり。)
・・・(1)がなんでも配達!こんなものをこんな方法で!?という話。
(2)は前作のテイストを踏まえつつ民営化等の制度問題に踏み込んだもの。
あと、(2)のラストには以前のソノラマ版にはなかった、東日本大震災後、地元の少年と交流を描く小編が追加。
・・・人から人へ物を送る・贈る。
程度の差はあれ、実際の郵便・宅配もこんな人たちで成り立っているのかなぁ、とイメージされられるような作品でした。
・・・あー、郵便・宅配でひどい目にあったことのない人間の感想ですね(笑)