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眠りなき狙撃者 みんなのレビュー
- J=P.マンシェット (著), 中条 省平 (訳)
- 税込価格:770円(7pt)
- 出版社:河出書房新社
- 発売日:2014/11/06
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文庫
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紙の本
眠りなき狙撃者
2020/09/25 23:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロマン・ノワールといわれているらしく、初めて読んだが、とても面白かった。10年前に約束した女性のために殺し屋を止めるが、組織の担当者が引き止めるために、その殺し屋の周囲の人々に危害を加えようとする。主人公のテリエはそれから逃れようとするが、同行する約束の女性は誰にでも体を任せるようになっていた。テリエが、約束の女性と他の男とのセックスを見て失語症になったのは、笑ってしまった。
紙の本
フランス人作家ジャン・パトリック・マンシェット氏の遺作で、映画化もされた大傑作です!
2020/05/31 09:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、フランス人作家ジャン・パトリック・マンシェットによって1981年に発表された遺作ともいうべき作品です。内容は、最後の仕事を終え、引退を決意した殺し屋を阻む闇の組織との無情なる闘いを中心としたストーリーです。徹底した客観描写で情景を描き切る真にハードボイルドで、無駄の無いスピーディな展開の中に孤独な殺し屋の生い立ちとトラウマを表出させ、裏切りと罠によってタフな男が脆くも崩れ去っていく様子が極めてドライに活写されています。終盤、愛人の不貞によるショックで失語症となるというエピソードは余りにも感傷的なのですが、言葉を発することなく黙々と復讐劇を繰り広げる暗殺者は異様な迫力に満ちています。映画化もされたマンシェット氏の秀作です!
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