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成績優秀、スポーツ万能の麗音は、引っ越した先の学校でいじめにあい
昇降口から突き落とされ生死の境に…
学校はこれを「事故」といい、責任をうやむやに。
「自分を大切にしなさい」と生徒たちに口止めをさせる教師たちに対して、
本当に「自分を大切にする」ってどういうことなのか?
コドモたちがたちあがります。
ズバリ、重いです。
ハッピーバースデー、ハートボイスと、
読んで何かを得られたぞ、というすがすがしい気持ちが湧いたものですが、
この ハードル は…
とても、心が重くなります…。
こんなことがあってもいいのか?と、本当に苦しくなります。
とくに最後…
そのあと、どうなるの?!と、
めちゃめちゃ心配な状態で終わってしまうので
心底心が重くなりました。
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はじめはクラスメートの万引きの罪を被せられた麗音と友達との友情が中心に描かれるが後半,麗音たちが転校してからはバスケット部でのいじめ問題の話になる.殺されかけた麗音といじめをもみ消そうとする学校側.子供達は真実を訴えようとハードルを越えて行く.その姿は感動的だ.
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小学生のときに読んだ本。私はレオ達みたいな行動ができるだろうか..と思ったりしました。たくさんの人に読んでほしいです。
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いじめの話。
栗色の髪で学校の先生、学校の友達からいじめられる。
突き落とされて生きるか死ぬかってなる。
レオはまっすぐで素敵な少年だけど、
こういう少年が一番にいなくなる世の中ってなんか悲しい。
学校教育のあり方を問うている本だと思った。
このぶつけようのないジレンマ!
びっくりするくらい、子供の気持ちとか書いてある。
青木さんって本当に凄い。多くの人に読んで欲しいなぁ。
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引越しの際に持っていく本に、『ハッピーバースデー』は入れたけれどその他の青木さんの本は入れなかった。なので、読み収めのつもりで読みかえした。
物語の始まりで、強いキャラクターとして描かれた麗音。でも、彼もいじめにあい、心の強さが失われていく。最悪の事態が起こり、皆が立ち上がって麗音の問題に立ち向かう。
読み終えた後、『やっぱり持って行こうかな』と揺らいでしまうくらい印象的な本だったことを、久しぶりに思い出した。
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「バースデー」に続いて、娘用に借りて来ました。
私も読みましたが、とても良かったです。
印象に残った言葉。
「天知る、地知る、子知る、我知る。盗みをした子に、おじいさんは、そういさめたんだそうです。罪の深さを、自分で感じて、自分で律していけるような、そんな叱り方のできる大人になりたいと、レオはいっていました。」
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青木さんの本はいつも泣いてしまう‥
受験、家族の問題、いじめ‥
こういう苦難はできれば会いたくないけど
それを乗り越えて成長していくんだなぁ‥
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2001.1
バッテリー、青い天使になんか似てることが多い。やっぱりみんな、つたえたい事は同じなんだ…。でも、男の子の兄弟、友情、母さんの問題、スポーツのこと・・・なんてバッテリーに似てるー。
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先に、小5の長男が読破。
『感動だよ~お母さんは泣くね』という長男の薦めで手に取りました。
クラスメイトの万引きを目撃したバスケ部のエース・有沢麗音。
同じく中学受験を目前にした博にとった行動、周囲の反応、その後の展開も劇的です。
子どもの成長に『いい大人』が必要、というのは以前から内田樹さんの著書などでもいわれていますが、
小学5~6年生、中学生の心は大人のたった一言で成長するのですね。
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青木和雄さんの本全部好きだけど この本だけ唯一購入。
悔しくて泣けます。
心に風の通り道作ることは大切ですね。
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学校の図書室で借りた本。
オビに書かれているバスケ部のエース・麗音が、非常階段から転落。事故か、事件か?の出来事が、3分の2ぐらい読み進まないと始まらない。
1章~3章まであって、事件は3章で起こる。1・2章は前振りらしい。
それでも、3章は、心にしみた。
麗音って子は、聖人すぎる。正義を貫いて、多くの人を動かした。
大人だからって、正しいとは限らない。
大人だからこそ、世間体を考えたり、自分の保身のために間違った判断をする。
間違ってると知りながら、見て見ぬふりをする。
いつの間にかそんな大人になってしまっていたなぁ・・・。
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初めから最後まで、主人公の気持ちや状況の移り変わりが柱となっているので、青木和雄さんのこのシリーズの中では一番感情移入して読みやすいと思った。
友達との関係についてもたくさん触れられているので、結束力の強い学年やクラスの中で読んでもらったら、より深く考えられるかも…?
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小学校6年生の“琴音”はある日同級生の万引きを見つけます。そこから彼の周りで様々な出来事がおこります。
正義ってなに?勇気って、人間関係て・・・登場人物全てがリアルに描かれていて、出だしから引きこまれます!
作中の“天知る、地知る、子知る、我知る”は今までも私の心に強く残っています。
ただ最初から泣きそうになりますので、1人で読むことをおすすめします!
【小野市立図書館】
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≪quotation≫
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道を切り開くのは、ぼくら。
たとえ、うまくいかなくてもいいさ。
何かをしようとする勇気と努力は、いつかきっと、ぼくらの宝物になるよ。
心のかがやきをもつ大人になりたいから、どんなに高くても平気さ。
力を合わせて、ぼくらはハードルをこえていくよ…。
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自分の目で見、自分の心で感じることの大切さ、自分の信念で行動する勇気を、子どもたちにつたえたいと、心から思いました。大人の行為が、いつも正しいとはかぎりません。子どもたちの心に、正義と勇気の種を大事にはぐくんでいきたいものです。未来をたくす子どもたちの命と心を、私たち大人は、全力で守らなければと思うのです。それが、新しい世紀へのハードルをこえる大きな力になると、私は信じます。
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15年以上も前、小学生のときに読んだ思い出の本。
転勤族だったため転校のたびにこの本を読んで元気づけられました。