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『企業ブランド強化の経営戦略』(2000) ジェームズ・R・グレゴリー他
3号館図書館
事例に挙がっていたのがアメリカの会社ばかりで、なじみがなかった~泣
第Ⅰ部 コーポレート・ブランディングの意義と利益効果
・第1章 コーポレート・ブランディングとは何か
・消費者は商品ブランドよりもその会社そのものをよりよく知るようになるので、コーポレート・ブランドという価値ある資産を最大限に活用することが求められるようになってくる
・第2章 コーポレート・ブランディング・インデックス:「聖杯」を手中にする
・コーポレート・ブランディングと、実際の売り上げ増、マーケットシェア拡大、利益の増加、株価の上昇とを結びつけたデータ
・第3章 業績に及ぼす乗数効果
・コーポレート・ブランドの認知と広告水準との間には、強い性の相関関係が見られるp.36
・収益の増加率と株価に関しても、売上高に対する広告支出の比率が高いほど、高い伸びを示している
・企業広告ではまず最初に、コーポレート・ブランド(CB)の認知と、ブランド理解、ブランド好感度を獲得しなければいけない
第Ⅱ部 コーポレート・ブランディングの進め方
・第4章 コーポレート・ブランドの構築
①マーケティング調査から得られたデータをよく調べること
②自社の事業分析→広告活動の目標を設定
③会社の戦略的方向性を書面の形で示す→競合他社との差別化
④コーポレート・ブランディング・プログラムを実行する
・社内のコミュニケーション
⑤業績測定・・・マーケットの分析調査により、実際の結果と基準値とを比較
・第5章 キーメッセージの確立
・トータル・クオリティ・マネジメント
①いつも顧客がクオリティについての最終的判断を行う
②仕事のプロセスは価値創造につながるプロセスであり、そのすべてのステップがどれだけの価値 を生み出しているかを判断できるように評価測定される
③クオリティの向上は連続したサイクルである
④クオリティを作り出す人々が画期的な創造性を発揮し、それがプロセスの更なる強化につな がる
・CBにおける必須条件p.72・・・簡潔性・独自性・妥当性・関連性・先見性・連続性・信憑性
・第6章 企業目標達成のための統合型コミュニケーション
・企業の広告活動は、説得力のあるビジョンによって統制されれば企業と顧客をつなぐ「きずな」としての機能を果たすことができる
・第7章 キーターゲットに及ぼす乗数的な効果
・CBは、目標とするターゲットに対して、特定の目的を持った生のメッセージを伝えていくことで、周囲の環境をコントロールできるp.121
第Ⅲ部 コーポレート・ブランディングの実践
・第8章 スピンオフに対する理解を深める
・スピンオフ・・・事業の分離・独立
・第9章 グローバルな規模でのコーポレート・ブランディング
・第10章 中小企業とコーポレート・ブランディング
・第11章 擁護型マーケティングと社会貢献型マー��ティング
・第12章インタラクティブ・メディアの利用と強力なブランディング
第Ⅳ部 コーポレート・ブランディングとCEO
・第13章 成長か現状維持か
・第14章 CEOの役割
・第15章 CEOを助ける2つの機関