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何度読んでも心が温かくなる。
天才の好奇心といたずら心。探究心と行動力。
自分もがんばろうと思わせてくれます。
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ノーベル物理学賞を受賞されたファインマンさんの自叙伝。
難しいことはほとんど出てこないし、わかりやすくておもしろい。
錠前を開けるのに必死になっているところなんかは特におもしろかった。何にでも一心にできる人はすごいなと思う。思ったことをそのまま言ってしまうところはこの人の長所であり短所でもあるだろうから単によいとは言えないけど羨ましい。
上巻はさっき読み終えたけど、下巻を読もうか迷ってしまう。
正直この本が1100円もするのは高すぎると思う。
P.43
みんなこの「発見」に沸き立ったが、誰もがとっくにかなり進んだところまで微積分をやっていて、・・・ということは知りぬいているはずなのだ。ただそれを実際に当てはめてみることができなかっただけだ。言うなれば、自分の「知っている」ことすら知らなかったということになる。
これは一体どうしたことなのだろう?人は皆、物事を「本当に理解する」ことによって学ばず、例えば丸暗記のような他の方法で学んでいるのだろうか?
これでは知識など、すぐ吹っ飛んでしまう壊れ物みたいなものではないか。
P.111
このテーマで僕が話をする番がやってきた。僕はまず黒板に猫の輪郭を描き、諸筋肉の名を上げることから始めた。全部まで言わないうちに、クラスの連中が、「そんなもの皆わかってるよ」と、言い出した。
「ええ、ほんとうか?」と、僕は言い返した。
「道理で四年間も生物学をやってきた君たちに僕がさっさと追いつけるはずだよ。」
それこそ猫の地図を十五分もみればわかることを、いちいち暗記なんかしているから時間がいくらあっても足りないのだ。
P.292
僕という人間は「教える」ということを離れては、銅も生きて行けそうにない。教えてさえいれば、万が一僕のアイデアが干上がって、行き詰まってしまっても、少なくとも僕は生きている。少なくとも何かをやっているんだ。少しでも役に立っているんだと自分で自分に言って聞かせることができる。これは心の支えみたいなものだ。
P.295
授業を持っている場合には、自分でよく知りつくしている初歩的なことを考えることができるし、これがけっこう楽しいものだ。そしてこういう初歩的なことを改めて考え直してみるのだって、決して悪いことではない。
この教え方を何とか改善できないものか?とか、これに関連して何か新しい問題でもあるだろうか?、またそれについて新しい考え方が浮かんでこないかな?、などと考えることはいくらでもある。
しかも初歩的なことを考えるのは、しごく楽だし、たとえ何も新しい考えが浮かんでこなくたって慌てることはない。以前考えたことだけでも授業にはちゃんと役に立つのだから大丈夫だ。その上何か新しいことでも考えつけば、その問題の新しい見方ができたことになってますます愉快だ。
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時間ができて、覚悟ができたら!
何事にもある程度までずぼっと没頭できるという才能を持っているのですね。
それにしても、マンハッタン計画関係者は自分たちが作っているものの威力を知らずに開発していたとは!ナショナリズムは怖い。
只今下巻鑑賞中。
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・式と現実を関係付けて考えることが大事.(式を見たときに,具体的にどのような現象があるか考えてみる.そこですぐに納得できるような頭が必要.)
・比較するなら既存のものも自分で確かめろ.(先人が必ずしも正しいとは限らない.また,状況が少しでも異なれば,結果も異なる.)
----------以下感想----------
つまり,二つの裏付けから判断を行うこと.
その分判断のスピードが遅くなることがあるというデメリットがあるが,説得力を持たせるためには必要.
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イタズラであれ、研究であれ、本質から生み出されるダイナミズムを体感出来る名著。
エピソード一つ一つに、そもそもからこだわり、何事にも深い洞察を加えてゆく彼の姿勢を垣間見ることができる。
ただ、原爆に関しての記述は、正直引っ掛かりを感じたのも事実。これはしょうがないよね。時代だし…
引き続き下巻を読みます。
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実に愉快に書かれている本。古き良き時代のアメリカを彷彿とさせる快活さ。そのようなノリで原爆のことが記載されているとちょっと引っかかるものが無いとは言えないが…。
ノーベル賞をとったテーマが遊び、好奇心からのものであったように自分の仕事でも遊びゴコロを忘れないようにしたいと感じた。
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やはり名著でしょう。
聡明な物理学者は、文章を書いても天才だった。
悔しいけども、認めざるを得ないでしょう。
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大好きな本です。子供の頃に出会って何度も読みました。それからというもの、私はファインマンさんの大ファンです。読むたびに、「好奇心を持って人生を楽しもう!」と、思わせてくれます。
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20100422
世界中の常識人がこれを読んで抱くであろう感想をみごとに一言で表している点で、本文中に登場するレディの言葉からとられたタイトルがとにかく秀逸。
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ファインマンの思考や物の見方が面白い。
人を楽しませるのが好きなんだなぁと素直に思えるし、読み物としても上々だ。
ただ、1000円強もするのは頂けないかな。
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物理に純粋な愛をまっすぐに注ぐ物理学者、R・P・ファインマンさんの自伝。
少年時代から色々な現象に興味を持ち、とにかく実験をした行動派。
そんな彼に振り回される人々が彼の話から伺えます。(笑)
この人面白い!と思える一冊。
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ダチョウ力という本を読みたかったが、図書館になかったので、amazon で、調べたところ、ダチョウ力を買った人がこの本も読んでいると紹介されたので、こっちを借りてみることに。
途中までしか読んでいないが、ファインマンさんがすごい人だということをわかるためには、物理の知識が必要かな?と思った。
他にも読みたい本があるから、とりあえず、読むのを辞めた。
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ノーベル物理学賞をとったファインマンの自伝的な話。
物理の話がわからなくてもかなり面白かったです。
ただの頭良いぶっとんでる変な人っていうのがよーくわかりました。
普通に読んで興味深いです。
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こんなに楽しい本は久しぶりでした。物理の知識は一切ありませんが、始めから最後まで、止まらない面白さでした。こんな人が先生だったらと、ついつい思ってしまいます。科学の世界に興味を開いてくれた本です。
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実家にあって面白そうと前々から思っていて前に読んだ共感覚の本『ねこは青、子ねこは黄緑―共感覚者が自ら語る不思議な世界』にファインマンさんもそうだった、とあったりしてずっといつか読みたいと思っていたら文庫版もあったとは。物理や数学の話でさえも大変面白く、満足して読了。困りますも読まなければ。