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一流科学者によるエッセイだけど、それを感じさせない親しみやすさがある。
回想録風でもあるので、戦中戦後のアメリカのイメージを持っているとなおオモシロいかと。
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成毛眞氏の推薦で読んでみたところ、
本当に面白かった。
核開発の面ではわからないことも多かったけれども、
科学に対する真摯な姿勢と
そのユーモアのセンスは
日本人も見習うべきところはあるんじゃないかな。
薬物はダメだけどw
ただそのあとに読んだキャリー・マリスと混同して、
もう一度読み直したいところですw
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大学生になって仲良くなろうとしたけど
やっぱり付き合うのはやめておいたファインマンさんのお話。
-my bookdarts-
人は皆、物事を「本当に理解する」ことによって学ばず、たとえば丸暗記のようなほかの方法で学んでいるのだろうか?これでは知識など、すぐ吹っ飛んでしまうこわれ物みたいなものではないか。
僕たちは「できるけどやらないだけのことさ」といつも自分に言い聞かせているわけだが、これは「できない」というのを別な言葉で言っているだけのことなのだ。
1を243で割ると、0.004115226337・・・になる。なかなかオツな数字だ。559のあと繰り上げをやっているときは、そのパターンが崩れるが、そのうちまたすぐきれいな数字に戻って循環しはじめる。これはなかなか面白いわいと僕は思った。
いくら人が僕はこういう成果をあげるべきだと思い込んでいたって、その期待を裏切るまいと努力する責任などこっちにはいっさいないのだ。そう期待するのは向こうの勝手であって、僕のせいではない。
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ノーベル物理学賞受賞者リチャード・P・ファインマンの自叙伝。
ノーベル物理学者受賞者の著作ということで身構えて読みそうになるが、本書には殆どと言っていい程、理系要素が出て来ない。
また、ファインマンの講義は非常に人気だったそうであるが、本書における彼の軽快な語り口を読むと、その理由も納得できる。
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思ったよりずっと読みやすかった。ドライで楽しげなだけに、若くして奥さんを失ったときや、原爆の開発に携わったときの一言が重い。
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物理学者のストーリー。
自分に素直な人物で、探究心旺盛。俗人的な一面も多々見せるため、好感が持てる。
相手がどんな立場だとしても、NOはNO、意見があれば臆せず述べる。こういう姿勢は見習いたい。
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-2008.05.22
量子電磁力学のくりこみ理論で1965年に朝永振一郎とともにノーベル賞を受賞した著者の、名著の誉れ高いユーモア満載の自伝的エッセイ。
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資生堂の名誉会長が朝日新聞の日曜版で「もっと早く出会うべきだった」と書いていたのが、ファインマン「ご冗談でしょう、ファインマンさん」(岩波現代文庫)であった。この本はたくさん売ったし、「ファインマン物理学」(岩波書店)だって随分売ってきた。とんでもなく面白い人だということは聞いてはいたが・・・。まさにその通り! 実に自由奔放、すべての権威から自由である、あるいはあろうとしている。好奇心、ノーベル物理学賞受賞者にして画家、ドラム奏者、金庫破り・・とにかく行動は自由だし、頭の中はもっと自由。もっと早く出会うべきだった。でも、いま出会えてよかった、と思う。元気にさせてくれる一冊である。
同時に紹介していた「ファインマンさん 最後の冒険」(岩波書店)は面白くなくて、途中でやめた。
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よくも悪くもアメリカ人だなファインマンさん!この人、楽しい以外の感情を持っているのか?科学以外を深く考えることはあるのか?奥さんの好きそうな服を見て~のくだりもなんだかとってつけた感が…。
こんな無邪気な精神をもつ人間が、同時にマンハッタン計画を進められるほどの知能を有する。なんだか恐ろしい話。
日本人として言いたいことはただ一つ。「頼むからもうちょっと原爆のこと気にしてくれない?」
下巻で深みとか出てくるのかな。そういうの期待しちゃいけないのか。
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やっぱりユダヤの方は頭がいいんですね。同じユダヤの方でもアウシュビッツでなく、マサチューセッツ工科大学に入り、ノーベル物理科学賞を手にするなんて、人生どうなるかわからないですね。
笑える話がてんこ盛りです。
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読み始めは自慢話をされているようでひっかかっていたけれど、頭のよい人の思考、価値観等は学べるものが多かった。
表現がユニークではあったものの、物理学の話などはやはり少々難しく感じた。
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いたずら好き、ユーモア。
純粋に物理学を愛して、邪心がない。
何でもやってやろう・試してやろうという気持ち。
とことんまで突き詰める執念がすごい。
さわやかな読後感。
・原爆作成・・・大きく関わった。罪悪感というより虚無感。
どうせなにもかもなくなるのに、という気持ち。当時の
戦争熱・発明熱だけにとらわれており、原爆を創ることで
何が起きるかということに関して考える機能が停止していた
とのこと。正直なんだろうが、物理学者である前に
人間としてどう考えたのかを聞きたい気もした。
・女性・・・今日寝る気があるか聞いて、ウンと言ってくれて
嘘をついていなさそうだったら初めてそこで何か買ってやる、
というコツを聞いて早速試してみたらうまくいった。
・金庫破り・・・ものごとへのこだわりのすごさ。時間をかけて
修練を積み、自家薬籠中のものとした。
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好奇心旺盛な物理学者さん・天才の思考ってどーなってるの?!を短く何本かにまとめたエッセイ集。短編なので、たまに読んで進めてを繰り返してるためまだ全部読めてません
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人生楽しそうだなぁ、この人。
ノーベル物理学賞受賞者という側面はさておき、この人の、人生で出会う全ての物事に対する、純粋な好奇心や探究心には刺激を受ける。大人になって好奇心が磨耗しているなと感じる今日この頃、こういった人の話を聞くだけで、「まだまだ、人生ってすばらしいよね」と思えてくる。
ただ、純粋に科学者としての信念や哲学が非常に伝わってくるのが下巻の最後の章「カーゴ・カルト・サイエンス」。
この章は、全ての科学者および、科学者を目指す学生や子供たちに伝えたい、伝えるべき事柄だと思う。
この章ででてくる「徹底的な正直さともいうべき科学的な考え方の根本原理」は、本当に心から科学を愛し育ててきた人にのみ語ることのできる事柄であり、およそ科学的であろうとする全ての人にとって重要なことだと感銘を受けざるをえない。
なんて、もってまわった言い方をしてしまったけれど、それぐらい、非常に普遍的で根本的な科学的姿勢のあり方について語っているので、この章を読むだけでも、この本を買う価値はあるんじゃないでしょうか。
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ノーベル賞物理学賞受賞者であるファインマン氏の自伝。学者の自伝というと堅そうだが、そのイメージを180度覆すエピソードの連発。「学者=頭が固い」とか「学者=偏屈」とか思っている人にこそ読んでほしいし、学者の自伝と思わなくても一つ一つのエピソードが実に面白い。物理学者の自伝だが物理の難しい話は出てこない(若干出てくるには出てくるが、エピソードを読むのに支障がないようになっている)ために万人にお勧めできる。