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【あらすじ】
両親の不和、離婚から言葉を失った里緒は、治療に効果的だというイルカとのふれあいを求めて、オーストラリアの島にやってきた。研究所のイルカの世話を手伝って暮らす彼女に島に住む老チェリストJBが贈る「フェルマータ・イン・ブルー」の曲。美しいその旋律が夜明けの海に響いたとき、海のかなたから野生のイルカが現れて―。心に傷を持つ人々が織りなすイノセントでピュアな愛の物語。
【感想】
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購入済み
内容(「BOOK」データベースより)
両親の不和、離婚から言葉を失った里緒は、治療に効果的だというイルカとのふれあいを求めて、オーストラリアの島にやってきた。研究所のイルカの世話を手伝って暮らす彼女に島に住む老チェリストJBが贈る「フェルマータ・イン・ブルー」の曲。美しいその旋律が夜明けの海に響いたとき、海のかなたから野生のイルカが現れて―。心に傷を持つ人々が織りなすイノセントでピュアな愛の物語
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うーん、、あんまり好きになれず。
リオも人生大変だったんだと思うけど、だからこそ、もっと人の痛みがわかってもよかったんじゃないか??
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トラウマから声が出せなくなった主人公りを。
全部を自分のせいにして閉じこもるりをの気持ちが
なんだか痛々しくて、分かる気がして、切ない。。
個人的にはりをとJBの関係を応援したい!!
あと、イルカと触れ合いたくなった(o^-^o)
(2007.01メモ→2010.04ブクログ)
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自然というものを通して、大事なことを学んだ気がする。イルカを通じて、生あるものと人間との関わりについて考えさせられる作品。
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大学の時はちょいちょい読んでたけど、大人になったら読まなくなってしまった。
ほんと久しぶり。
イルカだとか、ヒーリングだとか、センセーショナルな話題を取り上げてはいるが、結局のところは、他のお話と一緒で、「原罪」を抱えた人間が、立ち直ってゆく、という、普遍的なテーマを取り扱っているものだと思う。
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1番好き。
音楽と
失声と
年の差と
・・・(T□T*)
感情移入しすぎてしまうのであまり頻繁に読むと疲れてしまう(笑
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イルカと泳ぎたくなる、心温まる(?)一冊。
R指定かけてもよいような気がしないでもない内容だったり何だり...
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何だか終盤に行くにつれてがっかりしてしまった。
物語りの展開を焦っている感が否めなくて、最終的に全て放り投げて終わってしまった感じ。
きっと心に響く人ももちろんいる深い話なのだろうけど、
自分的にはどうしても駄目だった。
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里緒の年頃の頃に両親の仲が良くなかった光景を見ているだけでも
精神的に病んでしまいそうですが、更に輪をかけて離婚後に母が発した
言葉は酷いと思いました。
いくらノイローゼになっていたかもしれないけれど、
自分の娘に対して言う言葉ではないと思いました。
それによって結果的には里緒は言葉を話すことができなくなってしまったので。
難病に冒されているJB、その娘のフィオナ、彼女のボーイフレンドのゲイリーなどここに登場してくる人は心の奥に何か傷を負っています。
里緒のように話せないという形で心を閉ざしてしまう場合もありますが、
それも出来ない心の傷というのもとても辛いものだと思いました。
けれどJBはいつも里緒の気持ちを汲み取り優しい言葉をかけたり、
時には冷たく突き放して里緒の自立の為にも力を貸していて
とても心強い人だと思いました。
本の読み始めの頃はJBは若い人と勝手にイメージをしていましたが、
読んでいくうちに娘がいる年頃だと思いびっくりしてしまいました。
歳を重ねているからこそ里緒に対して人生の教訓などが
納得させられるものだとも思いました。
その中でも印象的なのが
大事なものはその時強引にでも奪い撮らない限り、
二度と手に入れることはできないんだ。
後になって、どんなに後悔してみても遅い。
二度とはこないんだよ。
これは何にでも当てはまりそうです。
その一瞬を大切に生きるということではないでしょうか。
里緒は最初は野生のイルカには触ることも出来ずにいましたが、
この島の人を通じて、そして癒しとなるイルカの本能に近づくことができて
自分のかつて好きだったチェロを奏でる事ができて良かったと思います。
人間だけでは治療できない心の病、心の傷をここではイルカが
癒してくれますが、他の動物でもセラピー犬などもいるように
人と動物は切っても切れず、持ちつ持たれずだなと思いました。
里緒は話すことができなかったせいなのか、
元々持っている性格なのか分かりませんが、
心と身体がアンバランスのような気がしました。
少女だと思うと大人の女性のようなこともあるし・・・
舞台がオーストラリアの島なのでビーチや海などの自然なことが
細かく描写されていて、夕暮れの海などがすぐに思い浮かびました。
イルカの行動もとてもリアルに書かれていたのでとても親しみが湧きました。
やっぱり自然の美しさと人間の心の温かみには勝てずとても沁みる作品でした。
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高校の図書館の先生にオススメされてはまった村山由佳の記念すべき1冊目。
ページをめくってすぐにその表現力に引き込まれたのを憶えている。
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心の傷があり声が出ない少女。でもチェロの名手。彼女に音楽を教える名人(無名だけど)。何頭ものイルカ。その調教師。癒しを求めイルカに会いに来るさまざまな人たち。いわゆる自閉症的な少女。
舞台はオーストラリア。できすぎである。でも,心が洗われるような気持ちになるのは確か。特に時々はいってくる印象的なフレーズには,時に涙が出る。
「もしかすると人は、相手に対して自分がしてあげられたことの結果をその目で見る時、初めて、そこにいることを天から赦されたような気持ちになれるのかもしれない」
小説としては,最後になって無理矢理結末をつけているようで裏切られた感じ。それさえなければステキな宝石のような物語なのに。
2006/4/28
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声を失くした少女、
自閉症のおんなのこ、
療養中のチェロリスト、
そしてイルカ。
これをみてイルカが神みたいなパワーを持ってるなんて思わないで欲しい。
表現は細やかで美しかったけれども、ラストとリオがあまり好みではなかったのでー1。
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読んだのが高校生だったので、今読めばきっと印象がまた違うのでしょうが・・・。
登場人物が年上ばかりだったというのもあると思いますが、イマイチ入り込めない部分がありました。
でも、人を傷つける人、傷つけられた人、癒す人、色々な人がいて、人の過ちというのも様々なのだという印象があった気がします。
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2009/03/27読了
もう、すばらしい作品でした。
オーストラリアの美しい青の世界。イルカとの遊泳シーンの美しさ。
村山先生の一番好きなところは、こんな風な情景が、詳しくても余分なことが無く、目の前にぐわっと拡がっていくように錯覚するくらい、描写がうまいこと。
そして人と人の関係とか、エロチシズムなところは、徹底的に追いかけること。
オーストラリアの海も空も青も、恋も
大好きな私の欲求を満たしてくれる作品でした。
アレックスとタグに支えられ
JBとチェロにも支えられ
少しだけ声を取り戻したリオだけど
この先、声を完全に手に入れることが出来るのかな。彼女の心が折れないことを祈って。
パーフェクトブルーに恋をした。