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ナシゴレンの冷凍食品を企画する30+の女性。
国産の有機米を採用。新種の害虫
が発生。富山訪問。地元の検査員が学生時代の恋人が。
バリ旅行をした同世代の友人が自殺。原因調査。富山米名人のツアコン。
風俗街に案内させられAIDS感染者に犯された。有機米卸の社長が恋人。
ベトナム出張で発見した害虫を日本に
持ち込み米名人に復讐。
有機米を守る為に農薬を拒否。
ベトナムでは奇形児が生まれていた。
田に放火。有機米はすでに害虫にやら
れていた。
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犯人のもちいた手段がどーにも納得いきません。いくら相手が憎いからって、自然や農業の重要さを深く理解している人が、そういう手段をつかうかなー。コメ作りとかレイプとか、社会的な素材をもちこみながら、けっきょくこの作家が何をいちばん表現したかったのかがわからない。
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永井するみ初期の作品といっていいと思いますが、他の作品に比べても丁寧に、たくさん独自の技も詰め込んでいて非常に面白い。コメをテーマしながらも恋愛、ミステリーの要素を抜群のバランスで組み合わせており、読む方としてはスラスラ読みながらも「謎が解けてフムフムー(O氏の真相には憤りを感じますが。。)」、「恋愛ではほどよくドキドキ」。。まさに著者の術中にはまってしまった。ラストのシーンでは小技(ネタは書きませんが)を使ってきれいにまとめて・・・ 永井するみここにありって感じの小説ですね。初めて著者の作品を読んだりするひとには「樹縛」よりこっちの方をお薦めします。あーでもその前に「ランチタイムブルー」とかの短編で慣らした方が更に良かと思われます。
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第1回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作米をテーマにした農業ミステリー。
日本人でありながら、米作農家の苦労をあまりに知らないので、せめてミステリー小説を通じてでも知りたいと手に取った。
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内容を何も知らずに借りてみた。
読んでみたらお米が絡んでいてびっくり!
米屋で働くものとしては、とても興味深い小説でした。
仕事に役立つわけではないけど・・・。
読み終わりとても複雑な気持ちです。
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内容(「BOOK」データベースより)
富山の有機米農家の水田に、T型トビイロウンカが異常発生。日本に存在しないはずの害虫がなぜ―。有機米使用の商品を企画した食品メーカー社員・陶部映美は調査を開始するが、その矢先、友人であるツアーコンダクターの不可解な自殺を知る。その謎は次第に害虫騒動と不気味な関連をみせはじめた。「コメ」をテーマに据えた前人未踏の農業ミステリーにして、第1回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。
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日本人が愛してやまないコメとミステリな部分をうまくまとめて骨太な小説になっている。
外国からの虫が絡んでいるところは、新宿鮫の「炎蛹」を思わせた。
コメ作りの名人が、アジアに女買いに行っているシチュエーションがなんとも。。。