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紙の本
沈黙の臓器,肝臓について最新の情報をもとに解説。肝臓の機能から肝臓病、治療法、心がけ、俗説までふれる
2000/10/05 18:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
GOT,GPTなど肝機能検査で使われる用語は,一般の人にもすっかりお馴染みになっている。「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓は調子が悪くなっても自覚症状が少ないのが特徴。酒を飲む機会が多く,肝臓が気になる人には,ぜひ本書をお薦めしたい。
著者の鵜沼直雄氏は前三井記念病院副院長で,現在は同病院常勤顧問を務める人物。肝臓の働きに始まり,肝機能検査が意味するもの,肝炎やアルコール性肝障害など肝臓病の原因と治療法,肝臓病の人が日常生活で心がけるべきことなどが,最新の情報を基にわかりやすくていねいに解説されている。
特に目を引くのは,一般にはびこっている俗説を否定している部分だ。「GOTやGPTの値は風邪や肥満でも高くなる」「肝硬変は終着駅ではない」などの言葉は,タイトルどおり多くの人を安心させてくれるだろう。正しい知識とともに,「慢性肝炎って治りにくいんだよね」などの発言がいかに無神経で罪深いものかも教えてくれる。
(C) ブックレビュー社 2000
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