- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
「テレビ」は住民・地域社会をどう変えるか。初めてテレビ地上波放送が導入された小笠原村での実地調査を基
2000/07/17 09:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京から約1000km離れた太平洋上の東京都小笠原村で,1996年4月にテレビ地上波放送が始まった。郵政省による電気通信格差是正事業の一環である。これにより小笠原村でも,従来のNHK衛星放送の2チャンネルに加えて,NHK2局(総合,教育),民放6局の番組を視聴できるようになった。
こうした新たなテレビ地上波放送の導入で,住民の考え方や行動様式,地域社会はどう変わったのか。本書では,放送開始前の95年11月の事前調査,96年6~7月の直後調査,98年5月の開局2年目調査,99年8月の補正調査——の4回の現地調査を基に分析している。テレビ地上波放送への住民の評価は,「やっと内地並みになった」というものから,「小笠原にテレビは必要ない」との意見まで様々という。
また,18歳以下の青少年を対象とした特別調査を基に,テレビ地上波放送が若者の言語に与える影響についても分析した。「テレビ」の社会影響を考える上で,非常に示唆に富む内容である。
(C) ブックレビュー社 2000
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |