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紙の本
日本の底力
2001/05/30 00:41
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紙魚太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
不景気、汚職、犯罪の低年齢化、知性を疑う政治家の発言、私の小遣い削減、気が滅入るような事ばかり続く世の中ですが、「まだまだ日本も捨てたもんじゃない。」と元気と希望が体中に湧いてくるのが、このシリーズ。
「鉄冷え」なんて誰が言ったのだろう。日本の鉄鋼業界の技術は、世界1なのだ。そして、その技術を支える数々のこれまた世界1の技術たち。世界中の火力発電所で働く500トンもの蒸気タービンの軸。これを作る技術を持っているのは日本だけなのだ。阪神淡路大震災の被害からの立ち直りを支えたのも、すべて世界1を誇る日本の技術なのであった。
さらに、北海道にある世界1の無重力実験設備、原子の世界を見せてくれるこれまた世界1の巨大な電子の目、デジタルビデオテープに凝縮される奇跡としか言いようのない技術の数々。そしてこれらの技術を支えるものこそ、ふだんめったに光があたることのないメタルカラーたちの誇りと意地なのである。
インタビューの数々も、とうとう第4巻になった。しかも、もの作りの物語はまだまだ果てしなく続く。私たちの感覚は、少々麻痺しすぎている。携帯電話がつながることをあたりまえだと思ってないだろうか。頭上を走る高速道路の高架を何気なく見ていないだろうか。ガスや水道が使える生活をあたりまえだと考えていないだろうか。日本を支えているのは技術なのだ。人の上前をはねるような金儲けしか考えてなかった連中が引き起こしたバブルの付けを教育費や研究費の削減なんかで解消しようなんてしていると遠からず日本は滅ぶ。
紙の本
2000/4/3
2000/10/26 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
1999年、東海村臨界事故など日本の技術力の低下を懸念させる事件が相次いだ。だが、この書をひもとけば、そうした不安は払拭される。
阪神・淡路大震災の復旧作業、和歌山での保険金事件で使用されたヒ素の分析、ソニーと松下電器産業が統一規格で初めて手を結んだデジタルビデオフィルムなど、日本の製造業の強さを示す47項目を掲載。それぞれのキーパーソンに、ノンフィクション作家の山根氏がインタビューしている。「メタルカラーの時代」とはバブル崩壊後のモノづくりが再評価された時代を指す。技術的な内容を、分かりやすく解説している。
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