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紙の本

「幼少期は母親が育児に専念しないと,子どもは健やかに成長できない」という「母性愛神話」の虚構を暴く

2000/07/17 09:16

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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 女性の生き方はいつの時代も,その時代の要請によって操られてきた。社会が深刻な問題に直面して大きな転機を迎えると,複雑な利害が交錯する社会問題の解決の方策として,「女らしさ」や「母らしさ」という女性の特性を強調するキーワードが巧みに利用されてきた。
 本書はそうした女性に対する社会的操作の過程を多面的に分析し,生物学的ではなく,社会的につくられた性役割の通念を批判した挑戦の書。本書の特色は,今日の社会において女性の人生を操作する黒幕を「科学」と断定し,その科学の魔性を批判している点にある。
 とりわけ,母親が常に子どもの傍らにあって愛情を注いで育児に専念することを重視した,「ボンディング理論」が徹底的に批判されている。本書には,このボンディング理論の影響で育児の責務を過大に科せられ,プレッシャーに苦しんでいる米国の母親たちの現実が随所に紹介されている。
 家族や親子のきずな,父親の役割を考えるうえで,日本人にとっても示唆に富む,重要な視点を提供してくれる本だ。
(C) ブックレビュー社 2000

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