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デュー・ディリジェンス成功戦略 M&A・ベンチャー投資のための企業価値精査 みんなのレビュー
- ゴードン・ビング (著), 佐藤 寿 (訳), 田中 真弥 (訳), 山本 御稔 (訳)
- 税込価格:4,180円(38pt)
- 出版社:東洋経済新報社
- 発行年月:2000.3
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紙の本
戦略というよりは実務必携が正しそう。
2002/01/24 10:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:平野雅史 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、M&Aやヴェンチャー投資など、企業価値精査(デューディリジェンス)業務の実務家が、デューディリジェンスにおける視点、注意点を紹介したものである。
デューディリジェンスとは、その語からも判るとおり「為すべきことを為す」という意になる。M&Aなどの場面では、買収後に隠れた借金や不良資産が内包されるリスクを伴う。買収や投資に先立って、このリスクを洗い出さなければ、無駄に高い買い物をしてしまうことになりかねない。
そこでデューディリジェンスが必要となるのであるが、本書はデューディリジェンスに際して精査しなければならない企業評価項目を、それこそ洗いざらい網羅的に紹介している。その項目はビジネス自体から資産や負債内容、簿外資産や負債、法令、近隣住民との関係に至るまで極めて多く、なかなか同書のような書はないのではないか。ただし、体系的、構造的に書かれているというよりは、ただ網羅的という感が否めない。よって、「戦略」という言葉を使うよりは「ハンドブック」が適切な感がある。
本書は、デューディリジェンスの実務家にとっては、心強いものと言えそうである。
紙の本
企業買収やベンチャー投資を成功に導くために欠かせない,デュー・ディリジェンスの実務を解説する
2000/07/17 09:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近,日本でも,企業買収(M&A)が増加し,ベンチャー企業への投資も盛んになり始めている。これらを成功させるために必要なのは,買収対象企業,投資対象企業の価値を正確に判断することだ。本書は,米国でそのために行われているデュー・ディリジェンス(企業価値精査)についてまとめた実務書である。デュー・ディリジェンスと聞くと非常に高度な作業のように感じるが,本書を読むと,多少の専門知識さえあれば,それほど難しい作業ではないことがわる。
デュー・ディリジェンスとは直訳すれば「当然行うべき努力」という意味。それを効率よく実行するためのチェックポイントを,長年の経験からまとめたのが本書だ。適切にデュー・デリジェンスを実施するために,企業のあらゆる構成要素について,どのような質問を用意し,どのような文書を要求すればいいのかという実務レベルの解説を行っている。巻末に付いている約50ページにもわたるチェックポイント・リストは詳細を極める。このすべてを調査することができれば,調査対象企業の経営者よりも,その企業の真の価値がわかるようになるはずだ。
(C) ブックレビュー社 2000
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