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分かる分かると共感できるエッセイ。
一気に読めます。感動します。そして、いっぱい傷ついても、恥ずかしい事をしても、何もかも『無駄じゃない』と素直に思える。
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若い頃の作者のエッセイ集。
タクシーのおじさんの、『「デブ、はげ、ちび」このどれかが当てはまってればそれはやさしい男です。』っていうような台詞。
うちのお父さんのこと?と思って思わず母親にメールした。
それ以外はあんまり記憶に残ってないけど
若気の至り感満載の、読んでいて清清しい一冊。
さばさばしていていいなぁ。
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一度でもハイにしてくれた人を恨んだり無理に忘れようとしなくていい。カウタさんありがとうカクタさんありがとう
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恋愛について、人生について、すごく素直に綴られたエッセイ集。
これが初エッセイで、書いた時角田光代さんは24歳。
まだ学生感覚が残っている、どこかに行く途中のような若さが感じられます。
http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-94.html
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作者の23、24歳の頃のエッセイ集。
その時の色々な想いのヒダを、本当に上手に言葉で表現しているので、共感しっぱなしでした。
最後の章で、10年後の作者が当時のエッセイを読み返し、10年前の自分を俯瞰して見つめ、語りかけていますが、
中年読者の私は、年齢に関係なく共感し、励ませれ、前を向けるエッセイだと思いました。
じっくり、ゆっくりと読んだ本。
もう一度読みたい本。
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24、5歳で書いたとは思えない。
この達観ぶりはなんやねんろ。
夜中の女友達の話聞いてるくらい好奇心もってさらっと読めます。
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タイトル買い。
そうそう!愛してるなんていうわけないない!と思いながら買った記憶が。
そしてやっぱり真夜中にタクシー飛ばして恋人になんて会いにいけない。そしてそして恋愛は勝ち負けだ。
でも、恋愛を勝ち負けで考えてる限り私は負けてしまっているのかも?
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2回目。
この頃の角田さん、若いなあ〜。
って、今の私と同い年くらいか笑。
このエッセイで書かれてたように、
本当に今まで築き上げてきたものが自分っていうのを作り上げてきたんだと思う。
だから、20代での行動が30代の自分にも影響されてくる。
40代も、それから先もずっとそう。
私はどういう人間になりたいんだろう??
この本の「マイニチ」っていう章の中では、
30代になった角田さんが、このエッセイを振り返って書いていて、
「その年齢でしか受け取れない楽しみはたくさん用意されている」と言っていた。
今は、早く大人になりたい、と思ってばっかりだけど、
この年齢でしか楽しめないことがもっとたくさんあるはず。
先ばかり追いかけないで、今この瞬間にある幸せを逃さず精一杯楽しみたい。
だってやっぱ、人生楽しんだもん勝ちでしょ!!!
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天才エッセイ作家・角田さん(当時20代前半)が綴った「愛してるなんて いうわけないだろ」うな日々。
簡単に言うと、ハチャメチャで昼夜逆転的なお金のない日常を繰り広げられておられる。
今の自分が、ほぼ同年代なので、親近感(同じような生活をしているわけではないが)をとても感じた。
現在、角田さんは素敵なネコを愛するオバさんになってしまっているが、こういった20代の積み重ねが大人になるに連れて、ヒトを創っていくんだと思った。
あとがき(新書として角田さんが32歳で)として書かれていた「マイニチ」の一節に『その年齢でしかもてない傲慢さと、真剣さ…』とあった。
僕も自分の20代を振り返る時が数年後にやってくるとしたら、どう思うのだろう?
その時を意識して日々を送る必要はないけれど、「無駄なことをたくさんして、無駄じゃなかった!」くらい思えるように、そんな20代(残り半分)を傲慢かつ計画的に過してゆきたい。
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良かった。
タイトルのみ、直観で選んだ作品だけれど、すごく良かった。
恋愛観、考え方自分と似てる。
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この本が、角田さんの24歳くらいのときのエッセイ、と知って、ああ年齢が追い付く前に読みたい!!と思って借りた。
なんだか、いままでに読んできた小説と文章も印象も違って、なんだか若くて必死で、今の私たちとそんなに変わらない感じがして少し嬉しかった。あったかくて、なんだか笑える。
お金がなくて、ユーモアがあって、恋をして、そんな日々終わりを薄々感じて寂しくて。青春。
日記かこうかなと思いました。私もいつかタクシー飛ばして会いにいきたい。
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角田光代が24歳のときに書いたエッセイ。
大学を卒業して就職しなかった理由が「満員電車に乗りたくないから」なんていうロックな理由だったり、好きな人に会いに行くためにタクシーを飛ばすような恋愛がしたいという叫び(!?)だったり、若いころの角田さんがどんなことを考えていたのかがよくわかる。
そして、40歳を超えたいまでも、彼女の核となる部分はまったく変わっていなくて、そういうところが最高にかっこよくて好きだなと思う。
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時代のせいか、若さのせいか、読んでるとちょっと恥ずかしい気持ちになるところもあるけど、後書きで本人もそう書いてた。
隠すからはずかしいのだというのは、とても納得。
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電車の行き帰りでさくっと読める読みやすいエッセイ。
角田さん本人も最後に書いてあるけど、このエッセイを書いていた
10年前の自分はずいぶんと幼く思え…なって表現があったぐらい
若いし、読んでいるこちらもなんだかそんな若さや無謀さを
愛おしいと思うぐらいだった。
でも、私が20代だった頃に読んだら、かなり心臓の真ん中を
突き刺してくれたんじゃないかと思う。
『楽しいことばかりを集めて瓶詰めにして、
きっちり蓋を閉めても、かなしみのにおいはかすかに
生じると言う。』
好きだ嫌いだ、お前がいないとダメ、「一生」とか「絶対」とか
簡単に使ってしまう男の人が、私は反吐が出る程嫌いだし、
恋愛にうつつを抜かし、ふわふわしている人が苦手である。
幸せの中にだって、必ず、かなしみのにおいはある。
簡単に言葉を乱用しないでほしい。
…少々、主観的になりすぎたけど、
自分の年齢と折り合いをつけてみんなそれぞれマイニチを
過ごしているんだと思うし、そう思いたいなと。
自分に自信なんかないし、持てるなら持てるようになりたいけど
やっぱり、不器用に人と接する事しかできないなら
せめて、ひとつでも笑えるようにいたいもんだ。
そういう意味ではこのエッセイをこの年齢で読めたのも
なかなか良かったなって思う。
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「自分の心を最大限に活用して、自由に楽しく生きたい」
角田さんのエッセイを読んでいると、せせこましい日常をうぶな子どものように、めいっぱい味わったり、楽しんだりすることができることに、僕はあらためて驚かされる。もちろん、見知らぬ電話相手に「パンツの色は?」と尋ねられたやり切れなさも、込みでね。