- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
グローバル経済が世界を破壊する みんなのレビュー
- ジェリー・マンダー (編), エドワード・ゴールドスミス (編), 小南 祐一郎 (訳), 塚本 しづ香 (訳)
- 税込価格:2,200円(20pt)
- 出版社:朝日新聞社
- 発行年月:2000.4
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
一握りの巨大な超国家企業しか恩恵に浴さない経済のグローバル化に反対し,現状の改革を求める提言
2000/07/17 09:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済成長の持続は人間の進歩の基礎であり,政府の介入や規制を受けない自由市場は資源を最も効率的で,社会的にも最適な方法で配分する。国境を越えてモノや資本が自由に移動できる究極の経済のグローバル化は競争を促し,経済の効率化と成長を推進し,すべての人々に恩恵をもたらすという。しかし,各国政府がグローバル化を推進した結果,現実に何が起きたか。本書は,その暗影を確認して警鐘を鳴らす。そして,コミュニティに基盤を置いた経済社会の形成を求め,参加民主主義を再構築することを提言,行動することを呼びかける。
経済のグローバル化が今日われわれにもたらす諸問題(環境破壊,雇用問題,貧富の格差拡大,地域コミュニティの喪失,伝統文化や技術の消滅)への警告に耳を貸さず,各国政府が超国家企業の圧力のもとグローバル化を推進させた経緯や巨大な超国家企業の意図を,克明に,実例を交えながら告発している。経済書ではあるが社会問題としてとらえることができ,女性の方にもお薦めしたい。
(C) ブックレビュー社 2000
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |