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紙の本

裁判官の現状をめぐる問題点をこれだけ面白くかつわかりやすく伝えられる才能は賞賛に値する。

2000/11/21 15:35

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投稿者:『月刊司法改革』 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 京都出身。鋭い舌鋒で相手のミスは決して見逃さない。マジなのか後付の屁理屈なのか判断しかねる面白がり方(189頁)。ある種の大人気なさ。マニアックなファンの多い芸風は上岡龍太郎を思わせる。
 ともかく、裁判官の現状をめぐる問題点を印象的なフレーズを交えて、これだけ面白くかつわかりやすく伝えられる才能は賞賛に値する。
 「最高裁は公正らしさ論を持ち出すだけで、国民の公正らしい裁判を受ける権利を認めているわけではない」(251頁)、「裁判官がどういう考え方をしているか分からない方が安心だなどというのは、およそ民主主義社会の国民に相応しい態度とは思えない」(267頁)。
 いわくスタンドプレーが過ぎる、いわく本来味方にすべき者(最高裁少数意見や伊東判事)まで攻撃するといった声を受けても、彼の問題提起の刃にひるみは見えない。
 けれども果たして彼に「迷い」はないのだろうか。懲戒対象となった集会参加を前に揺れ動くようすなどからは、表に出さない彼の「悩み」がありそうにも思えるが、明晰な論理の裏から今ひとつ彼の肉声が伝わってこないのが残念である。
 124頁あたりは言わずもがなで、彼の尊敬するN判事(154頁)をもその刃で切りかねない。論理のさわやかさと裏腹に、読後には清涼感より「あーやっちゃった感」が漂う。あえて言おう。寺西君。「愉快がるにも限度あり」。(C)現代人文社

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